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虚栄の都・ハリウッドに血でただれた顔の「怪物」が出没する。ホラー作家が首を切断され、嬰児が次々と誘拐される事件の真相は何か。女優・松崎レオナの主演映画『サロメ』の撮影が行われる死海の「塩の宮殿」でも惨劇は繰り返された。甦る吸血鬼の恐怖に御手洗潔が立ち向かう。渾身のミステリー巨編が新たな地平を開く。
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Posted by ブクログ
ハリウッドに現れる血で爛れた怪物...頭の後ろがえぐり取られる連続猟奇殺人...人間が届くはずもない場所に刺さった死体...どこかですり替えられた"本物の"首... 物語を引き立てる魅力的な挿話を挟みながら、これらの謎を論理的に解決していく。 どんな謎が出てきても島田荘司は必ず論...続きを読む理的に説明をつけてくれるから安心できる。 無理矢理感がないとは言わないが、それをも補う筆力が島田荘司にはある。 必読の一冊。
御手洗潔シリーズ。 ハリウッドに血に爛れた顔の怪物が出没する。またホラー作家が首を切断され殺害され、一方で嬰児が次々と誘拐される事件が発生。 16世紀に実在した『血の伯爵夫人』と異名を持つ連続殺人鬼・エリザーベト・バートリの話を前奏として組み込み展開される鬼才・島田荘司のミステリー小説。
長い。でもバラバラに思えたいくつもの謎が、最後一気に結びついたときの快感はものすごい。島田流本格ミステリーの到達点。
ながーーーーーーーーい。 これは読むのが遅い人には 「涙目クラス」な作品でしょう。 1000ページ近いミステリーなんか 初めて読みましたわ。 だけれどもそんなにお堅い ミステリーではないですし、 歴史背景とかも知ることができるので 総合的には面白い作品です。 しかし、長さがネックなのは 確かです...続きを読む。 しかもその要素のいくつかを押さえないと 楽しめない「読まざるを得ない」作品です。 ある意味著者の策ですね。 感服いたしました。 ちなみに怪物の正体は… これはある程度勘が冴えていれば わかるかも… 法則どおりフィクションの生物じゃありません。
御手洗さんの出番の遅かったこと。長かったー。レオナだけでは正直やばかったです。有名な吸血鬼女夫人の話はなんとなく知っていたけど、こんなのだったんだあと勉強になった。けど、御手洗さんの登場がなあ。そして御手洗さんはレオナが好きなんだなとも。恋愛感情ではなくて、石岡くんと同じく友情の好きなんだろうと感じ...続きを読むました。
中世の吸血鬼伝説(エリザベート・バートリ)、上海の頽廃、嬰児誘拐、砂漠でのハリウッド映画「サロメ」ロケとその戯曲・・・さまざまな地域の、たくさんの物語が並列で語られる。 分厚い! しかも肝心の探偵は終盤まで出て来ない! (石岡さんも出て来ないが、レオナが出て来る) 途中何度となく「わたしは今、何...続きを読むの本を読んでいるんだろう?」という疑問を持つ程の、惑わされ様だ。 しかし最後にそれがちゃんと収束される快感があるので、御手洗シリーズが好きなら分厚いのを乗り越えて読んで欲しい。 御手洗さんの登場シーンが、王子様なのも見物。 今回もあれだけヒントをもらいながら、ほとんど謎は解けなかったのが口惜しい。
最後に空が晴れるような爽快感
島田荘司さんの作品はほとんど読ませていただいているので、 どんな不可解なこともすべて説明がつく、ということはわかってはいるのですが、 今回も挑む気持ちで読みましたが、謎解きまでわからないことだらけでした。 仕掛けが壮大過ぎて全容を掴むのが難しかった。 島田作品には作者がいろんな分野に専門...続きを読む家並に詳しいことが反映されていて、 ついて行けないこともしばしばですが、今回も島田荘司ワールドを堪能しました。 じっくり読みたい人にお薦めです。
#ダーク #切ない #深い
長かったぁ〜 話しの本線だけでもだいぶ長いのに、たぶんカットしても全然問題ないエリザベートの短編までくっついてるしね いや、エリザベートの話もすごく面白く読めたんだけどね ここら辺の御手洗潔の長編は、ミステリーというより冒険譚みたいな印象が強いかな あと、絶対無理ゲーみたいな絶望感をしっかり叩き...続きを読むつけてからの逆転劇は堪らないものがあるなぁ
長い。ことしか覚えていない笑しかしシリーズものは好きな登場人物が出てくるだけで面白く感じてしまう。だけどこのアトポスは、その好きな人物が出てくるまでも長いという。。
人魚の挿話が秀逸。妖しくて残酷。御手洗のヒーローっぷりも爽快。 が、ほかの挿話はいただけない。いくら内容にリンクしているとはいえ、長すぎる上に人魚の挿話ほど本筋に厚みを持たせたとも思えない。作者が書きたかっただけ、もしくは内容を水増ししたかっただけという印象。 「こんなことが現実にあるのかな?」と...続きを読む思わせる事件の数々からの、謎解きは見事。ここまで書かれると「え、それに気付かないとかある?」て疑問も吹き飛ぶ…… 長ーく長ーく頁を重ねることには魅力を感じない。 例え長くて厚くても、書かれた描写や伏線や挿話が、どれも物語全体の太い骨組みになっていることを期待する。ただ長いだけの大長編はキツイ。 でも☆四つ。人魚と御手洗がやはり魅力的でした。
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