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「エルトゥールル号の恩返しですよ」――イラン・イラク戦争の最中の昭和六十年、フセイン大統領が、四十八時間以後のイラン領空の航空機無差別攻撃を宣告。日本政府が救援機を出せない中、イランに取り残された二百人以上の日本人救出に動いた国があった……。そのトルコ政府の英断の裏に秘められた、明治二十三年の「エルトゥールル号遭難事件」とは。百年の時空を超えた日本とトルコの友情を描く感動の歴史長編。
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Posted by ブクログ
なんでこの本を手に取ったのか今でも不思議。 タイトルを見てもピンと来ないし、もちろんエルトゥールル号なんてその時は知りませんでした。 でも何故か手に取って表紙や帯に書いてあるコメントを読むと、どうやら実話でしかも感動的な…しかも問題の時代は1985年。世界情勢なんて気にも止めずに遊び回っていました。...続きを読むイランとイラクが戦争をしていたのは知っていましたが、まさかこんなドラマチックで感動的な実話が有った事は本書を読んで初めて知りました。 ラストは震える位感動しました。 老若男女問わず日本人なら是非読んで欲しい本です。
"電車で涙が・・・最近涙腺が弱い。 エルトゥールル号、イラン・イラク戦争、トルコの大地震と脈々とはぐくんできた日本とトルコの友好関係。 トルコの人たちの人情にただただ、感動する。 人情だけではなく、勇気と行動力に感動する。 今、海難1890という映画も公開されている。ぜひ見に行きたい。&...続きを読むquot;
熱い。熱い。涙が一気に溢れるシーンが多い。 トルコって聞くと、そこらへんでシシケバブを売っている人たちくらいしか思いつか なかった自分が恥ずかしい。現代日本人大反省ですよ。 昔の日本人は熱い。それを代々伝え聞いただけの血族でもないトルコ人達がそれ以上 に熱い。 この逸話は少なくとも100年先まで当た...続きを読むり前のように伝えないといけないし自分達と 子孫が『トルコに何かあった時は』の気持ちを自然に持てる日本人であり続けなきゃ いけないと思った。
耳にしただけで涙腺が緩む単語が私にはいくつかある。最近は歳のせいか、昔より涙もろくなっているような気もするが、この本に登場する『エルトゥールル号』もそうした単語のひとつだ。 といっても私の感涙ポイントはエルトゥールル号そのものではなく、イラン・イラク戦争の折、自分が直接助けられた訳でもないトルコ人...続きを読むが日本人に対して示してくれた態度のほう。 危険を承知で飛行機を飛ばしてくれたトルコ航空のクルーはもちろん、イランとトルコは地続きだから、と自国の飛行機を日本人に譲り、車で避難したトルコ人達には本当に頭が下がる。 私がその立場であったら、自国民を優先して当然!と自分の権利を主張してしまいそうだ。(今後、もしそういう場面に遭遇したら、この話を思い出してみようと思った。) 車でトルコを目指したトルコ人たちについて、その後は書かれていなかったと思うが、全員、無事に帰国出来たのだろうか。 難破したエルトゥールル号の乗組員を救助した串本町の人びとについて、なけなしの食料を供出したり、自ら荒れた海に入って救助にあたったことはこの本で初めて知った。彼等もまた尊敬に値する人びとだと思った。 さしあたって、イラン・イラク戦争のときの恩に報いるため、テロや金融不安で揺れているトルコに対して、日本人ができることは何か考えてみたい。
こんなにも美しい物語があるだろうか。 語り継がれる恩。自己犠牲という話ではない、ただ行動してしまう心。 自分を顧みて、 感謝の念を常に忘れず、さらにそういったことに敏感にいたいと思う。
久々に面白い本に当たった。日本とトルコの深い繋がりの話。教科書には載ってなかったけどね。こういう大事な話はもっと教えた方が良い。知らない日本人は恥だっていうぐらい皆が知るべきお話です。
明治時代に助けられた記憶を1世紀の間語り継ぎ、その恩に報いたトルコの人々。 当時の日本人は何も見返りを求めずにエルトゥールル号の船員を助けた。 今の日本人は「世界のどこに出ても後ろ指をさされない」のか、いささか疑問だ。
目頭が熱くなった
日本とトルコの友情物語が判りやすく、ドラマチックに書かれていておもしろかったです。特に後半は目頭が熱くなりました。
面白かったと思う 序章のイランイラク戦争から 明治時代の話になり それが本編と思いきや 元の話に戻り、ちゃんとしたあらすじで 物語りを締めくくっている 双方、よい話であった
日本とトルコの絆をドラマチックに書いたエンタメ本だが、かなりリアルに実際の事実に沿って書かれていてあっという間に読めた。自身もインドやボスニアなどの国で感じた、異国の人間への感謝と嫌悪感を改めて消化できるように思った。どこの国の人間も、美しい心で接しなければいけないことを思い出した。嫌な側面もあれば...続きを読む、良い側面もあり、どっちを見出してどっちに自分を染めるかは自分次第だと。
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