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第3弾のテーマは「問題解決」。トヨタではなぜプリウスといったイノベーションが可能となるのか。その源となる、トヨタで新入社員から叩き込まれる独自メソッド「問題解決の8ステップ」を紹介する1冊。
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Posted by ブクログ
問題解決のマニュアルだと感じた。これの手順通りにしっかり沿えば、今起こってる問題や今後起こりうるであろう問題などほとんど全てを解決に導ける。問題解決はどこから手をつけていいかわからなくなることが多いが、問題の明確化と現状把握にページを割いて細かく書かれており手をつけ始めやすくなっている。繰り返し読ん...続きを読むで復習し、流れを覚えるべき一冊である。
とても重要なことが、とても分かりやすく書いてある。問題解決系の書籍は何冊か読んだが、この本は特に実務に結びつけやすいのでは。トヨタの本なので、事例がメーカー寄りではあるけれど、それでも想像しやすく、且つ置き換えやすく噛み砕いて書いてある。フォントも字の大きさも挿入されている図も全てが読みやすい。業務...続きを読む改善とか生産性向上に悩んだ時に何度でも読み返したい。
線を引きながらじっくり読みました。 問題解決のための8つのステップがわかりやすく書かれているのでスラスラ読み進めあっという間に読破。 職場でトヨタの改善を取り入れようと動き始めたところなので、内容をまとめて利用していきたいです!
・問題解決の8ステップ ①問題を明確にする ②現状を把握する ③目標を設定する ④真因を考え抜く ⑤対策計画を立てる ⑥対策を実施する ⑦効果を確認する ⑧成果を定着させる 以上の内容を深堀してくれます。 シンプルで読みやすく、何度でも読み返したい1冊。
取引先の社長より推薦された本。 実務において今回読んだ内容を実施していることに気づき、理解が深まった。 問題発見、現状把握、目標設定、真因追及、対策立案、対策実施、振り返り、効果定着というステップが問題解決に必要なステップ。 具体例としてはトヨタの工場中心だが、要素はどの業界にもあてはまり、ビジ...続きを読むネスマンに必要なスキル。 取り組みだして間もないが、問題解決のステップに慣れ、習慣づけて取り組むことで、磨きががかかり、良い効果を得られるはず。 オススメ。
○問題がない、が最大の問題。 ・「まるを地面に描いて立ってろ」定点観測で問題を発見できる。 ・「もっと」を合い言葉に。「もっと・・できないか」が問題発見の視点。 ・あるべき姿と現状のギャップが問題。しかし「コスト削減」といった標語はだめ。従業員目線で「残業しなくてよい会社へ」といった、夢や理想とから...続きを読むめて。 ○問題には3種類。だれがみても問題、ある規準からして問題、長期的視野からみたビジョン的課題。 ・ビジョン的課題は、「なにをしたいか」を語ることから始まる。 ○8ステップ ・問題明確化、現状把握、目標設定、真因分析、対策計画、対策実行、効果確認、成果定着 ○問題明確化こそ最も重要。 ・数値で語れ。 ・規準との違い、お客様の立場、急いでいるところ、汚れのあるところに問題アリ。外部視点やビデオ撮影した自己を見てみるだけでも発見できる。 ・でてきた問題を、緊急度、重要度、拡大度でランク付け。 ・人を責めるな、仕組みを責めろ。 ○現状把握 ・現地、現物、現実 ○真因分析 ・5なぜ ○定着 ・だれがやっても同じようにできるように。
気になった部分/要点/転用 『急いでいる人がいる場所には、問題が眠っていることが多くあります』 → 残業してたりいつも慌ただしい人は原因があるため ⇒ 前の会社は急いでる人だらけ 『最初は「〜かもしれない」と思ったことを全て層別してみる』 → 問題を見つけるときは、データを層別にみてバ...続きを読むラツキがあるところを発見する流れ。しかし、層別のやり方によってはバラツキが見つからないこともあるので様々な角度から層別することが必要 ⇒ リストの問題が見つからないときは切り口を変える 『その要因に手を打てば、問題が解決され、同じ成果を上げ続けられるか』 → 真因の確認方法は3つ。上記ともう一度なぜを繰り返して問題が拡散しないか、因果関係が成り立つ。 ⇒ その場面でしか使えない対策が多い気がする
何故トヨタは凄い会社なのか、どのように仕事で問題解決しているのか、そのやり方がよく分かる本であった。あるべき姿と現状のギャップ、ビジョン指向型には意思を込める、1問題を明確に、2現状把握、3目標設定、4真因を考える、5対策計画、6対策実行、7効果確認、8成果の定着、自分の仕事の見えるか、必然性と継続...続きを読む性、どれも当たり前だがきちんと実行するのは難しい。だから意識する必要がある。
設定型問題解決こそトヨタのイノベーションの基盤となる考え方でありプリウスのような市場の勢力くれずを塗り替えるような商品開発をする原動力となっている。 もっと言えば現場の日々の改善の延長線上にイノベーションがある 問題がないことが最大の問題である。 今の仕事のやり方がベストのやり方ではないと常に疑問...続きを読むを持つことが大切 あるべき姿がわからないと問題が見えない目標や基準標準を意識することが問題解の第一歩です。 問題解決をする本人が理解納得して腹落ちしていない問題解決は絵に描いた餅で終わりがちです。 問題解決につながる8ステップ 1現場を明確にする 2現場把握する 3目標設定する 4考え抜く 5対策計画を立てる 6対策を実施する 7効果を確認する 8成果を定着させる トヨタの場合はまず問題が何であるかという切り口から十分に分析し問題を明確にしてからその解決策を考えて行く。 本来は本当の問題困っている状態問題でも決定する対策というプロセスを前提に考えなければならない 問題を発見する7つの視点 1悩んだり困っている事 2上位方針との比較 3後工程への迷惑 4基準との比較 5標準との比較 6過去との比較 7他部署との比較 汚れを見る汚れがあるところに問題が潜んでいる 人を責めずに仕組みを攻めろ ものづくりは一筆書きでつながっているという表現をよく使いますが大問題と中問題はつながっています。 問題の構成そのものはかわりませんつまり小さな問題から手をつけてもそれを解決していけばいずれ中問題大問題につながっていきます 目標を立てる際は少し背伸びをするような目標を立てることが大切 百考は一果にしかず 失敗しても結果が出るまでやり抜くことが大切 まずは成果を出すことを考えて能動的に行動することが大切である 成果は成功の成果だけではない失敗という結果を得ることも成果 標準化と管理の定着を行う。 いつ誰がやっても同じ様にできるような仕組みを作ることです。 管理の定着成功のプロセスは横展開する 午前と午後に1回ずつラインを止めて下工程の仕事ぶりをチェックする時間を設ける 普段の業務をしている職場でその問題解決のプロセスを再現し横展開ができて初めて百点満点といえる
●問題を発見し、解決してあげるのがトレーナーの仕事ではありません。現場の従業員一人ひとりが自ら問題を発見し、それを自分たちの頭で考えて解決できるような職場に変えるのがトレーナーたちの仕事です。 ●今の仕事のやり方がベストのやり方ではない、と常に疑問をもつことが大切。もっと楽をできないか?もっとモノ...続きを読むを減らせないか?もっとお金をかけずにできないか?もっとムダを減らせないか?というように『もっと』という言葉を口癖にして仕事をとらえると、問題が見つかりやすくなります。 ●あるべき姿を描く際には、部署としてのミッションとメンバー個人の思いを結びつけることが大切。 ●日々の問題解決がイノベーションにつながる・・・トヨタというと、コスト削減や時間短縮など「乾いた雑巾をさらに絞る」ような地道な改善活動をイメージする人が多いかもしれないが、日々の改善活動の先には、未来のイノベーションをつくるビジョン指向型の問題解決がある。 ●仕事で起きる問題は多種多様。大きな問題は勘や経験で簡単に解決するとはかぎりません。トヨタでは、いわゆる「大きな問題」を解決するときには、一連のステップを踏みます。 ①問題を明確にする ②現状を把握する。 ③目標を設定する。 ④真因を考え抜く。 ⑤対策計画を立てる。 ⑥対策を実施する。 ⑦効果を確認する。 ⑧成果を定着させる。 ・・・問題解決のプロセスを「視える化」して勘や経験による思い込みを排除し、効率的に問題を解決する。 特に①問題を明確にする と ②現状を把握する。 は非常に重要なステップ。①と②で問題解決の70%は決まると言っても過言ではありません。このプロセスに70%の時間と労力を費やすことになります。 ●解決すべき問題テーマを選定する段階では、「やりたいこと」ではなく、「やるべきこと」に焦点を合わせるのが原則。 ●トヨタでは、問題発見をする際に7つの視点から問題をとらえるように意識づけされています。 ①悩んだり困っていること ②上位方針との比較 ③後工程への迷惑 ④基準との比較 ⑤標準との比較 ⑥過去との比較 ⑦他部署との比較 ●問題解決をする上でよく発生するミス、それは「あるべき姿」と「目標」を一致させてしまうこと。目標設定の段階では、「あるべき姿」を実現する目標ではなく、そこに至る過程としての目標を立てることになります。 ●達成目標を決める際は、具体的に「何を」「いつまでに」「どうする」の3要素を設定し、目標は数値で示します。目標を設定するうえでは、抽象的な言葉(頑張る、効率を上げる、検討する、対応する、徹底する)を使わないのもポイント。あいまいな言葉を使うと、目標達成ができなかったときの逃げ道をつくることになってしまいます。「頑張りました」というのは主観でしか判断できません。 ●何が問題か、その問題が「真因」かどうかを確認する3つのポイント。 ①その要因に手を打てば、問題が解決され、同じ成果を上げ続けられるか。 ②もう一度、『なぜ』を繰り返すと、問題が拡散しないか。 ③因果関係が逆も成り立つか 誰もが困難をともなうことが予想される真因からは目をそらしたくなるもの。反対に対策が簡単そうな真因を選びたく衝動に駆られます。しかし「これならできそう」ではなく、「これをやらなければいけない」という視点から、真因を見定めることが重要です。 ●真因を人の「意識」や「意欲」に結びつけてしまうケースも、感覚が作用しすぎている可能性があります。たとえば「○○さんの問題意識が低い」「××さんはやる気がない」といった要因に結びつけてしまう場合、これは感覚にすぎず、事実とはかぎらないこともあります。 ●百聞は一見にしかず、百見は一考にしかず、百考は一行にしかず、百行は一果にしかず。つまり「最終的に成果を残さなければ意味がない」ということをあらわす中国のことわざは問題解決のステップにも同じことがあてはまる。まずは成果を出すことを考えて、能動的に行動することが大切になります。
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