アメリカ下層教育現場

アメリカ下層教育現場

726円 (税込)

3pt

恩師の頼みで高校の教壇に立つことになった著者は、貧困のなか崩壊家庭に暮らす無気力な子供たちに衝撃を受けるが……。子を持つ親、教育関係者必読のノンフィクション。

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アメリカ下層教育現場 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    社会学関連の学術書だと思い込んでたら、熱血教師の体験記ふうで、ちょっと期待はずれ。この手のノンフィクションなら、アメリカの著者がすでに多く書いているので。教育現場の崩壊とか、政策の不備とか、もっと深いところに突っ込んでくれているとよかった。
    とはいえ、日本人でこのような経験をされる方はそういないし、

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    2010年06月16日

    Posted by ブクログ

    スポーツをメインに活動しているノンフィクションライター林壮一氏が初めて立った教壇は、アメリカのチャータースクール。そこは格差や貧困、家庭の崩壊などの影響もあり、高校生ながらも学力もそうだが、なにより本来身についていていいはずの倫理観や常識すら身についてはいない生徒たちの学校だった。ドラマなどといった

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    2010年01月06日

    Posted by ブクログ

    いやぁこれ本当に名著だわ。新書読んで感動した事なんて初めてかもしれない。

    著者が実際にアメリカの底辺校で教壇に立った経験を基に書かれた、すごく良質なノンフィクション。
    新書という媒体で発表されたのは、やはり本書のメッセージを理解するためには多少の教養が必要だ(と出版社に判断された)からだろうか。下

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    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    アメリカ在住のノンフィクションライターであった著者が期せずしてチャーター・スクールの教壇に立つことになった。前任者が1ヵ月で匙を投げるほどの市内一学力が低く“荒れた”子供たちを相手にした教育現場の生の姿を綴ったルポルタージュ。

    授業が始まったにも関わらず、音楽を聞く、ゲームではしゃぐ、眠りから覚め

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    2015年10月10日

    Posted by ブクログ

    ぇー、なんかめっちゃ読みやすかった。
    新書って、難しくて読むのに時間がかかるイメージがあったんですが(笑)、これはさくっと読めたなー。

    ていうか、すごい生の体験記だったので面白かった。
    exciting storyっていう感じ。
    アメリカの差別感、そして何より不平等の現れ方がこれまでとは。と思わさ

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    2014年04月19日

    Posted by ブクログ

     アメリカ在住の日本人ノンフィクションライターである著者は、恩師に頼み込まれ、ハイスクールで教鞭をとることになった。担当科目は「日本文化」。ところが、学級は始める前から「崩壊」していた……。
     黒人ボクサーの光と影を描き、同時にアメリカ社会におけるマイノリティの生き様を浮き彫りにした秀逸なノンフィク

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    2014年03月29日

    Posted by ブクログ

    公立学校とは別枠で作られたチャータースクール。自治体設置で、民間運営の契約に基づいた、手作り、オリジナルな学校作りができるものなんだが、超エリート校、黒人締め出し校から、最低層の学校まで、その様子はピンきりなんだけど、この本では、その一番最低レベルの学校の中で、さらに足きりが行われている現実を、非常

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    2011年09月18日

    Posted by ブクログ

    著者のWeb連載を読んで興味を持った。

    劣悪な家庭環境だから教育を受けられない。教育を受けていないから、不利な職業を強制される。そして、自身も劣悪な家庭環境しか築けない。
    そんな負のスパイラルに入りこんだアメリカ社会の底辺の人々の話。

    著者の心配は、日本も将来的に同じようになりそうだということ。

    0
    2010年04月24日

    Posted by ブクログ

    ネバダの地方都市が舞台。学校教育・社会からドロップアウトしてしまう子どもたちに体ごとぶつかってリトライに目覚めさせることを試みる日本人客員教師の体験談。BigBrohter&Sisterと呼ばれる教師とLittleBro&Srと呼ばれる生徒たち。目線対等・イコールパートナーであることが条件。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    2008/1
    アメリカにわたり下層的な位置づけにある高校で実際に教鞭を取った著者が、その経験談を綴っている。
    アメリカ社会の問題に触れているのだが、それ以上に教育論としてなかなかいい本だと感じる。

    0
    2009年10月04日

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