永遠の出口

永遠の出口

555円 (税込)

2pt

「私は、〈永遠〉という響きにめっぽう弱い子供だった。」誕生日会をめぐる小さな事件。黒魔女のように恐ろしい担任との闘い。ぐれかかった中学時代。バイト料で買った苺のケーキ。こてんぱんにくだけちった高校での初恋……。どこにでもいる普通の少女、紀子。小学三年から高校三年までの九年間を、七十年代、八十年代のエッセンスをちりばめて描いたベストセラー。第一回本屋大賞第四位作品。

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永遠の出口 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    子ども時代の友人関係、恋、別れ、家族へのもやもや、進路
    わかるなあってところもあるし、こういう時代は大変そうだけど廃れた生活の中で一瞬光るつながり、みたいなのに少し憧れる
    限りあるものは怖い、でもだからこそ大切にしようと思える。そんなまっすぐな気持ちを持った大人になりたい
    保田くんとの最後、良かった

    0
    2023年11月20日

    Posted by ブクログ

    『あの青々とした時代をともにくぐりぬけたみんなが、元気で、燃料を残して、たとえ尽きてもどこかで補充して、つまづいても笑っていますようにー。』

    このエピローグのセリフにじーんとしてしまった。
    なんかもうどうしようもなく自意識過剰で、エネルギーを持て余して、周りが見えてなくて、そういう時期をぶつかり合

    0
    2023年06月29日

    Posted by ブクログ

    とある女の子の小学校から高校卒業までの人生を一気に駆け抜ける作品。主人公の女の子が中々に吹っ飛んだ行動をしてくれるので、それを見ているだけで面白かった。過去を全く振り返らずに、どんどんと違う世界に飛び込んでいくところは、本当に中高生らしいなぁと。

    0
    2023年06月27日

    Posted by ブクログ

    懐かしい雰囲気が漂う、幼少期の複雑で不安で不満で、うまくいかないそんな日々を思い出させてくれる。
    大人になって忘れかけていたあの日々を思い出させてくれる。
    そういう小説です。主人公にすごく感情移入しやすく、老若男女楽しめる作品だと思います。

    0
    2022年07月15日

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ面白い
    中3の時に一回、高2の時に一回、そんでもっかい今日読んだ
    中高生の頃に読んで、刹那を大切にしようと誓ったものの、今大学生になって読んでもやはり過去が恋しい
    いつでも今の大切さや尊さに気づくことは難しい

    綴られる言葉が自分自身の学生生活を本当に瑞々しく思い出させてくれる、森絵都さ

    0
    2023年02月22日

    Posted by ブクログ

    大人になった自らによる回想にこそできる、今とか永遠とかを際立たせる描写が良かった。全体的に軽やかなのも気持ちが良かった。

    0
    2024年05月26日

    Posted by ブクログ

    ヒロインの小3から高校卒業までの人生をダイジェストのストーリー
    それぞれの年代ごとにあるその時々の問題や感情をヒロインが踠きながら越えて大人になっていく様が面白かった
    みんな同じ様に哀しんで苦しんで楽しんで喜んで大人になるんですよね
    そんな時代のことなんて忘れていたのを何となく思い出しました

    0
    2024年05月18日

    Posted by ブクログ

    大人向けヤングアダルト小説。
    描いている時代が、私の思春期のころと重なることもあり、引き込まれました。

    0
    2023年04月22日

    Posted by ブクログ

    小学生から高校生までの人生が描かれる。まるでその世界で主人公と同じ視点で生きてるかのように、その当時の気持ち、心境、世界の見え方、思考を通して考え出したこと、葛藤、苦悩、様々な感情が行き交う中で、どうにかこうにか生きていて。
    振り返ってみれば一瞬だったかもしれないけど、その時その時に考えて考えて考え

    0
    2022年05月23日

    Posted by ブクログ

    自分の子ども時代のようであり
    我が子の子ども時代のようでもあり
    心の揺れ動く感情が丁寧に書かれていて
    あっと言う間に読んでしまいました。

    0
    2022年04月14日

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