警視庁呪詛対策班 出向陰陽師と怪異嫌いの刑事

警視庁呪詛対策班 出向陰陽師と怪異嫌いの刑事

902円 (税込)

4pt

3.5

法の上では存在しないものである「呪詛」や「呪術」は、それがどれほど悪辣なものであっても決して罪に問われることはない。だがもしも呪法や憑物、生霊といった加害者が存在する超常現象に、本当に人を害する力があったとしたら、善良なる被害者は泣き寝入りするしかないのか? そんな理不尽に対抗するため非公式に設立されたのが『警視庁呪祖対策班』--通称「呪詛対」。怪しい響きの通り、警察署でも知る人ぞしる組織だ。家屋の敷地に勝手に(呪いの)土器を埋めた者がいれば、家宅不法侵入並びに器物損壊罪。閉じ込めた蛇に共食いさせ蠱毒を仕掛ける者がいれば、動物愛護管理法違反。怪異を憎むがゆえ、霊的なものを受けつけず、怪異嫌いの堅物刑事の大場と、宮内庁より出向中の元陰陽師刑事の芦屋(と式神の白猫の小春)のバディが、「呪法の悪用」を見抜き、事件として立件!

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警視庁呪詛対策班 出向陰陽師と怪異嫌いの刑事 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    呪いや下法を用いた犯罪を、現行法に当てはめていかにして逮捕するか。そんな小説です。3つのお話が書かれています。それぞれの犯人たちがだいぶ身勝手なので、結構読んでいてイラっとします。主人公たちは警察官なので、呪詛返しみたいなことはせず、あくまでも罪状を見出して逮捕します。正しいんだけど、お話としての爽

    0
    2024年04月25日

    Posted by ブクログ

    実在するという事を第三者の目に分かるよう証明するのが難しい「怪異」を現代の法律に則って解決していく、というコンセプトはとても面白い視点だと思う。
    怪異そのものが作中の主軸ではなく、怪異に関わっている・巻き込まれている人間が主軸となっている。あくまで怪異は人間模様を紐解くための「手段」として扱われてい

    0
    2024年05月03日

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