「自傷的自己愛」の精神分析

「自傷的自己愛」の精神分析

1,012円 (税込)

5pt

「自分には生きている価値がない」「ブサイクだから異性にモテない」。

極端な言葉で、自分を傷つける人が増えている。
「自分が嫌い」をこじらせてしまった人たちの、自傷行為のように見える言動。

その深層心理にひきこもり専門医である精神科医が迫る。
誰にでも何歳からでも起こり、一度おちいると出られない、徹底的な自己否定。
「ダメな自分」の思い込みを見つめ直し、健全な自己愛を取り戻す方法を探る。

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「自傷的自己愛」の精神分析 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    あなたが他者をむやみに否定しない倫理的理由があるのなら、全く同じ理由で自分自身も否定しないでほしい。

    あなたに自分を否定させているのは、あなた自身の価値観というよりかは、世間的な価値観や同調圧力といった要素。

    自分自身でありたい気持ちこそが自己愛。

    本来1人の人間には無数の長所も短所も含まれて

    0
    2024年05月02日

    Posted by ブクログ

    面白かった!

    健全な自己愛を育むことの何と困難なことか。
    自分自身が本作で言う所の自傷的自己愛で長年悩み、根深い自己否定、嫌悪を抱えながら生きてきた。

    だからこそ刺さる部分が多くあり、これからの人生では、少しずつでも健全な自己愛を育てていくことが出来るかもしれないという希望が持てた。 


    &#

    0
    2024年03月24日

    Posted by ブクログ

    自己愛って持っていてもいいんだ、無くすことはできないんだ。

    刺さる言葉が沢山あって、メモ取った。

    またしばらく経ったら読み返したい。

    0
    2024年02月12日

    Posted by ブクログ

    日本の全大学生が読むべき本

    自分もそうだが,多くの人は,自分に卑屈になってしまう傾向がある。SNSが発達してきて,自分より上位種がSNSで散見されるからだ。学校では一番の成績だったとしても,Twitterを開けば,自分より遥か彼方の成績の人がいくらでもいる。容姿やスポーツなどの面をとっても格上はい

    0
    2023年07月04日

    Posted by ブクログ

     一から十まで自分ごととして読みました。自分が自傷的自己愛なる心性を保持しているという自覚は当初から強くありましたが、本書の「キャラ」概念の導入によってその解像度がさらに増したと思います。
     つまり、2000年前後の「解離の時代」以降、「承認の可視化・定量化」とともに人々の承認依存=つながり依存の傾

    0
    2023年06月08日

    Posted by ブクログ

    自責は自己愛の裏返し。自己保存のためにあえて自分を傷つけようとする。自分を責めることも大事だが、過度に痛みつけてしまうとあらぬ方向へ向かってしまう。時には楽観的に、力を抜くことが大事。

    0
    2023年02月13日

    Posted by ブクログ

    大学の先生が書かれた本ということで拝読。
    自分の導き出した生き方は間違ってなかったんだなと思えた。皆もっと自分大好きになっていいんだよ。自分の主観が世界の全てなんだから、勝手に生きやすくしていいんだよ。人生の目標は自分が幸せであることだからね。

    ✏こういう場合の「正解」は、いわゆる「アイ・メッセー

    0
    2024年04月22日

    Posted by ブクログ

    自分が良く落ち込む理由、「プライドが高いが自信が無い」について語られた(考察された)本だった。

    病気では無いし、これを読んで治るとかそういう本では無い。しかし、自分の状態がラベリングされて、少し客観的に見られた。

    0
    2023年08月05日

    Posted by ブクログ

    著者の別の書籍を読んだことがあり、個人的に読みやすい文章だったことを思い出して購入。今回もどんどん先に読み進められた。
    日頃から自分を卑下して止まない自分、あるいは知人のことも考えながら読み進めた。自分をこき下ろしながら、でも変わることをしない/できないのは、結局のところ自分を守るためである。らしく

    0
    2023年07月17日

    Posted by ブクログ

    私はこの本を読むまでは、自分に自信がない人や
    自分を否定する人には、根気よくその人を肯定し続けてあげれば良いと思っていた。
    というのも、「これでもか!」というほどの肯定であり褒める言葉を欲しているための「わざと」の自己卑下だと考えていたからだ。けれどそんな単純なものではなく、もっと根の深いものだった

    0
    2023年05月29日

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