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ショッピングモール「スワン」で無差別銃撃事件が発生した。死傷者40名に迫る大惨事を生き延びた高校生のいずみは、同じ事件の被害者で同級生の小梢から、保身のために人質を見捨てたことを暴露される。被害者から一転して非難の的になったいずみのもとに、ある日一通の招待状が届いた。5人の事件関係者が集められた「お茶会」の目的は、残された謎の解明だというが……。文学賞2冠を果たした、慟哭必至のミステリ。
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Posted by ブクログ
全く関係ないけど、最近SNSの投稿で 「道路で事故った奴が日傘さしてる、事故起こしといて日傘なんか差してんじゃねーよ!」みたいな投稿がされているのをみて、 「なんでそんなに攻撃的なのか…事故を起こした(他人様に迷惑をかけた(自分も車やら精神的なダメージを負ってるのに))ら暑い日に日光に耐えていつ終わ...続きを読むるかわからない状態で外に立ち続けないといけないのか? ちょっと"悪い"ことしたら全ての権限を奪われるの? 全部グラデーションなのに、いわゆる"悪"の側にたったように見えた時全てを非難されるかもしれない今の状況って人間誰しも生きづらいんじゃないだろうか。 自分の善悪を人に理解して頂ける様説明したり、判断してもらおうとしたり、なんでジャッジしていただかないといけないんだろうか。 全員が全員を注意深くみていて、何かしたら非難される。もう疲れるからやめよーぜ。 やめるためには自分自身に向き合って、自分のことを自分で幸せにするしかないと思う。 自分のことが好きじゃなくて、幸せじゃなくて、時間を余らせてる人が他人に対してがたがたいう(時間を余らせてる)と思うんだ。
初めての呉先生。ショッピングモールでの無差別銃撃事件という中での人間の思考と行動、そして、事件後の当事者の心をリアリティ感じる描写が素晴らしい。ラスト「スカイラウンジ」の真実に心打たれる。
すっかり魅入られてしまった。こんなに面白いなんて。ショッピングモールでのテロ、その喧騒で起きたとさせる報道と真実。いろいろな目線で繰り広げられん展開すべてがある意味魅力的で奥深い。2020年の直木賞候補作。
ショッピングモール・スワンで起きた大量殺戮事件。 お話はトラウマ級でかなりエグいんだけど、おもしろかったー! 防犯カメラのない場所で、何があったのか。 事件については初めに一通り語られてあるのに、読ませる…! 呉さんへの信頼が上がりっぱなし…
面白かったです。夢中になって読みました。 ショッピングモールの事件を描いた序盤の疾走感。 少しずつ真相が明かされていき、パズルのピースがはまっていくような感覚。登場人物たちの気持ち。 購入したまま読まずに部屋の隅に放っていた自分が残念です。もっと早く読めばよかった。読めて良かった。
うわ〜 かなり、ええ感じやん! でも、こら、犯人狡いで〜o(`ω´ )o ショッピングモールで、大量虐殺するだけして、自殺とは! 遺族とか、怪我人とか、どこに怒りをぶつけたら良いか分からんやん! ここまで考えての犯人らの犯行なら、コイツら、かなり曲がってる。 悪いのは犯人であって、他の生き残りの人...続きを読むに何の罪があるの! まだ、遺族なり、それに関連した人なら理解はできる…まぁ、それでもあかん事やとは思うけど。 それ以外の野次馬は、黙っとけ!マスコミが一番あかん気はするけどな! こんな突然、恐怖の坩堝と化したら、色んな事あるんやろうな… 命は惜しいし… なので、その時した事、起こった事に、 後悔したり… 怒ったり… と。 事件後に、生き残りの人ら集めて、真実探るんやけど、もうええやん!とは思う… 辛いし、嘘もある… 本当に、真実と向き合えるのかなぁ〜 しんど〜 もし、私が、ショッピングモールで、銃を乱射してるヤツらに会えば… ダイハードばりに闘う 〜!ᕙ( ˙꒳ ˙ )ᕗ …訳ないか…σ^_^;
ショッピングモールでの無差別銃撃事件。物語は事件発生から、生き残った被害者や遺族たちの事件後のあり様を描いた作品。その設定や切り口が斬新で内容に引き込まれた。 悪いのは事件を起こした犯人であるはずなのに、犯人が自害しているためか、被害者の中で事件時の極限状態で下した対応の顛末がマスコミに非難される...続きを読む。そんな理不尽な状態と、人間の醜さと愚かさが痛々しく感じられた。 主人公も被害者である一方、事件時の関わり方で非難の対象として晒されるが、様々な葛藤と苦しみの中、前に進もうとする心情の描写がとても印象的だった。 ラストも美しい情景、主人公の心理描写で心を打たれた。 大変読み応えのある作品だった。
すごい・・・ 圧倒されて言葉にならない。 言葉にならないことを、言葉にならないと言いながら、それでも丁寧に最大限の誠意を持って表してくれたと思う。 表と裏と白と黒と。白鳥と黒鳥と。 全てが重なり壮大で優雅で感動的な最後だった。 もちろんストーリーは最悪で、悲劇で、ただただ犯人が悪い。でも、その裏で...続きを読む人間の反射的な本能と優しさと勇敢さと残虐さが交差して。事件後も様々な葛藤がリアルに描かれていた。残念ながらこのような事件が度々起こる現実があり、例えば大地震とか津波とかでも、究極の選択を迫られる場面があり、同じような葛藤を抱えている人は多分たくさんいるはずで。似たような体験や、たとえ同じ体験をしたとしても、人それぞれ感じたことや受け止め方や真実は違うのかもしれない。でも、それでも諦めずに、この世への信頼を取り戻そうともがきながら、生きることを諦めない人たちに胸を打たれる。 ストーリー展開も、展開に次ぐ展開で、何度も前のページを読み返しながら、一気読みさせていただきました。 すごい本!!!
巨大ショッピングモールでの無差別大量殺人事件。生き残ったものたちが「お茶会」で答え合わせをするストーリー。 犯人たちはすでに明らかになっており、全員が事件の中で自死している。この事件誰が悪いって犯人が悪いに決まっているのだけど、なぜか生き残った者の中に責められるべき者を探さずにはいられない… 呉...続きを読む勝浩さんは、プロットを書かないタイプの作家さんだそうで、読者も読んでいる作品がどこにいきつくのか、先行きが読めずハラハラドキドキする。 めちゃくちゃおもしろい。 舞台のモデルは埼玉県越谷のイオンレイクタウンですやね、きっと。 ♫ Swan Lake/Public Image Limited(1979)
ショッピングモール「スワン」での銃撃事件 大勢のひとが傷つき亡くなる… 生き延びた五人にお茶会の誘い… 救われない思い 何ができなくて 何かできたのか?辛い過去にどう向き合っていけばいいのか? 一気に読んでしまった。
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