斉国札術士録 活版書房と札見習い

九条菜月

黒い炎を纏う獣――“妖（よう）”を唯一退治できるのは、神木札を扱える札術士（ふじゅつし） 。

18歳の朱雨露（しゅ・うろ）は、名門の札術四家に生まれたにもかかわらず、落ちこぼれとして周囲から冷たい目を向けられている。
ある日、長兄から黄土版の記者・呂天佑（りょ・てんゆう）の護衛を頼まれた。
商家の跡取りと門閥貴族の奥様の密通を記事にして以来、命を狙われているとのこと。
雨露は、常に行動を共にするうちに、天佑の隠された過去に気づき……。

落ちこぼれ術士とやる気のない美形記者が街中の悪事を暴く！
人気作家・九条菜月による超刺激的な中華ファンタジー開幕!!

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 小説 / 国内小説
• 出版社: KADOKAWA
• 掲載誌・レーベル: 角川文庫
• 電子版発売日: 2021年10月21日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 2MB

[かゆごはん · ★★★★☆]

１話毎にまとまった話のようだから、寝る前に読むのにちょうどいいと思ったのに、結局一気読みしてしまいました。続きが楽しみです。
主人公達2人の表紙のイラストだけで挿絵がないのだけが残念でした。他の登場人物も絵で見てみたい！と思うくらい魅力的です。