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殺人事件の時効成立目前。現場の刑事にも知らされず、巧妙に仕組まれていた「第三の時効」とはいったい何か!? 刑事たちの生々しい葛藤と、逮捕への執念を鋭くえぐる表題作ほか、全六篇の連作短編集。本格ミステリにして警察小説の最高峰との呼び声が高い本作を貫くのは、硬質なエレガンス。圧倒的な破壊力で、あぶり出されるのは、男たちの矜持だ――。大人気、F県警強行犯シリーズ第一弾!
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正直なところ、短編小説というと、長編に成り得なかったテーマというイメージがありました。 全くのアホな思い込みでした。申し訳ございません。 本のタイトルになった『第三の時効』だけでなく六編全てが映画にできるレベルで、中でもおススメは『ペルソナの微笑』。8歳の子供を巧みに誘導し、青酸カリ殺人を実行させた未解決事件。13年を経てに隣県で青酸カリ殺人が発生、あの事件と関連はあるのか。まず背景から鷲掴み。今回の主役、班最年少のお調子者である矢代刑事にも実は・・・とこれ以上は書けませんが、取調べ室のやりとりは痺れました。恐れ入りました。
この警察小説が凄い1位
さすが1位になるだけありました。短編集だけど全てが上手く絡んでいて、それぞれの事件・キャラに特徴がある。一編一編が短さを感じることなく、全てが丁度良い感じ。素晴らしい。
Posted by 読むコレ
再読。警察小説の名作です。 一言でいうと、「勿体ない」です。しかし、僕が通常レビューで使う、設定やらキャラクターの無駄遣いという意味ではありません。6篇の短編に、長編にしても充分な結末を惜しげもなく投下してくる恰幅の良さに唖然としてしまっている表現です。これだけの内容で、一冊分の代金しか貰わないな...続きを読むんて、勿体ないでしょ! 中でも、表題にもなっている「第三の時効」は、初読の時には独りで「うぉ!」とか思わず声を出してしまったのを憶えてますね・・。 近いうちに再々読してるかも。それくらいの一冊です。
Posted by ブクログ
めっちゃおもしろかった。 刑事たち全員かっこいいし、文章もなんだかかっこいい。 「密室の抜け穴」が特に好きです。村瀬ー!って思わず拍手した。
一番好きな作家の一番好きな作品。もう展開もオチも何もかも綺麗に覚えてるのに、何度読んでもわくわくできる。
F県警強行犯シリーズ第一弾。捜査一課の三班の班長3人のキャラが良い。青鬼と呼ばれる朽木、冷血な元公安の楠見、天才の村瀬が活躍して事件を解決する。短編だからか中弛みもなく、鋭い切れ味と張りつめた緊張感をもったまま読み進めることができた。イタリアや、フランス、ドイツなどの熟成されたワインのようだ。ワイン...続きを読む飲まないけど。警察小説のなかでもベストの一つ。
約10年ぶりに思い立って再読。「とにかく面白かった」という印象はあっても細かい部分は忘れていたので、十分楽しめました。何年経っても全く色褪せないミステリー。ドラマで活躍するのような派手なヒーローは一人も出てこないのがまたいい。
初めての横山秀夫作品 F県警強行犯係を舞台とした連作小説で、全6作主人公が切り替わるので、異なる視点で様々な事件の解決に臨むんですけど、とにかくどの作品も展開が鮮烈で、短編集で全作品ここまでの満足度を得られたのは自分史上唯一の作品でした。どの作品も好きでしたが、「ペルソナの微笑」での黙ったら負けと言...続きを読むうゲームに持ち込んだ聴取のシーンの描写がすごい迫力でした。他の横山秀夫作品も読んでみよう。
三班の班長それぞれ強烈。捜査に妥協なく確実に犯人を仕留めていく。時に人間的な優しさがみえるところも良かった。
ミステリであり、捜査一課の強行犯捜査係の面々を描いた人間ドラマも見どころの警察小説。メインのキャラも濃く、操作一課の一班から三班までの班長がそれぞれ理詰め型、謀略型、閃き型という異なるタイプの探偵役でそれぞれのキャラがとにかく魅力的。登場人物の名前覚えるの苦手な自分ですら、脇役も含め一瞬で覚えられた...続きを読むから、それぐらい印象に残るキャラだったのだと思う。 キャラだけじゃなく、ミステリとしても、しっかり本格ミステリの要素もあり、どんでん返しもあり、と全ての話がクオリティ高かった。 横山秀夫の作品はコレが初読だったのけれど、他の本も読んでみたいと思わせられるぐらい面白かった。 またこの本は警察小説の金字塔なんて言われてるらしいですが、それも納得。(警察小説殆ど読んだ事無いのは内緒)
横山先生三作目 キャラが強い三人の刑事を抱える捜査一課 毎回主人公とトリックが異なる短編集 刑事物のドラマシリーズ 刑事の個性に合わせた解決手法になっているので、毎回ワクワク感が薄まらないし、キャラが舞台を作っていく感じも秀逸 村瀬の性格は嫌いじゃないが、朽木の冷血感が好みの 楠見はキャラの設定通...続きを読むり嫌な感じがしっかり出てて上手い キャラ作りの大切さが現れている
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