水車小屋のネネ

水車小屋のネネ

1,980円 (税込)

9pt

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●第59回「谷崎潤一郎賞」受賞!
●「本の雑誌」が選ぶ2023年上半期ベスト 第1位!
●「キノベス!2024」第3位!
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誰かに親切にしなきゃ、
人生は長く退屈なものですよ

18歳と8歳の姉妹がたどり着いた町で出会った、しゃべる鳥〈ネネ〉
ネネに見守られ、変転してゆくいくつもの人生――

助け合い支え合う人々の
40年を描く長編小説

毎日新聞夕刊で話題となった連載小説、待望の書籍化!

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水車小屋のネネ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    話しは1981年の第1話から始まり10年ごとのエピソードで第4話まで主人公を含めて取り巻く人々が皆心優しくて心温まる方ばかりそしてオウム?それともヨウム?喋る鳥のネネとの話しは実に面白かった。安心して読み終えた。

    0
    2024年05月26日

    Posted by ブクログ

    なんとも心が穏やかになるストーリー。

    18歳と10歳の姉妹が、親を見限って家を出る冒頭はどうなることかと思ったけど、その後は周囲の人々に助けられ、そして自分たちも誰かを支えて。。。

    10年ごとに章立てされているのも良かった。
    姉妹とそして主人公と言っても良い「ネネ」との関わり方、成長を楽しみなが

    0
    2024年05月24日

    Posted by ブクログ

    山下姉妹とヨウムのネネ、まわりの人達との日常のお話。入学金を彼氏に使ってしまった母親の元を幼い妹を連れて出ていくところから始まり、よくある毒親の話かぁ~と思いましたが全然!
    優しさが素敵なコミュニティとなり、親切の連鎖につながる。みんな良い人!よかったなぁ~優しい気持ちになれました。
    誰かが誰かを思

    0
    2024年05月26日

    Posted by ブクログ

    最初から波乱の展開ではあるけど、語り口のせいか淡々と優しく進んでいくように感じます。
    淡々としていて退屈するかなーと思いきや、読む手が止まらない。

    すてきな描写がたくさん散りばめられていて、

    聡はマヨネーズを好きでも嫌いでもなかったけれども、思い出すとおいしいもののような気がしてきた。(254ペ

    0
    2024年05月22日

    Posted by ブクログ

    読んで良かった! もう一度読もう!
    と思える作品にまた会えたことがうれしい。

    津村さんの「やりたいことは二度寝だけ」というエッセイを
    読ませていただき面白い人だなぁ。と思ったのが
    この本を手に取ったきっかけです。

    「誰かに親切にしなきゃ、人生は長く退屈なもの」
    「自分はこの人たちの良心の一部でで

    0
    2024年05月19日

    Posted by ブクログ

    18歳と8歳の姉妹が2人だけで暮らしていくなんて、今の世の中は許さないだろうと思う。

    この物語の根底にあるそばに寄り添うという事が、辛い時期の子供たちをも真っ直ぐに育んでいたのかと思う。そしてネネの誰にも開かれた優しさが暖かい。

    0
    2024年05月19日

    Posted by ブクログ

    ずっとずっとこの物語の中に居たくなるような
    とても素敵な温かい作品で
    私にとって大切な1冊になりました。

    この作品に心打たれる私も
    きっと今まで出会った人たちの
    優しさでできているから

    この作品の中で生きている人たちのように
    私も生きていきたいです。

    0
    2024年05月15日

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃいい本だった、が感想としては一番近い。
    面白おかしくも書かれてないし、感動系ともちょっと違う。
    自分の頭ではまとめきれないけど、とにかく読んでよかった一冊。とてもよかった。本当によかった。

    本屋大賞にノミネートされてなかったら、まず手に取ってなかったので、感謝感謝です。

    0
    2024年05月15日

    Posted by ブクログ

    子どものことより自分の人生を優先させたくなってしまった母親から離れ、
    姉妹で生きていくことにした、18才の姉(理佐)と小3の妹(律)。
    仕事先の鳥、ネネ。

    10年ごとのお話。1981年から2021年まで。


    ネネとのやり取りは子育てで大事なことも散りばめられているような気もしたし、ネネを通して考

    0
    2024年05月13日

    Posted by ブクログ

    これは良い本だなぁ
    側に置いておいて、また読み返したいと思う

    自分は、出逢ってきた人の良心で出来ている
    って考え方、いいな
    ヨウムのネネがいい味出してて、登場人物たちをうまく繋いでくれている
    そこそこ辛い境遇の人々が描かれているのに、幸せな気持ちになる物語だった

    子どもたちにも読んで欲しい

    0
    2024年05月09日

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