キミとは致命的なズレがある(イラスト簡略版)

キミとは致命的なズレがある(イラスト簡略版)

330円 (税込)

1pt

第5回小学館ライトノベル大賞・優秀賞!!

海里克也(うみさと・かつや)は保健室で目を覚ました。
なぜここにいるのか?
保険医の鏡(かがみ)によると、階段で転んで気を失っていたらしい。
……覚えていない。
十歳のとき、大きな事故で両親と記憶を失ってしまった克也には、ここ数年の記憶しかない。
それはいいのだが……。

「見えないモノが見えてない?」
そんな鏡の問い掛けにドキリとする。

――自販機の陰に倒れている少女の身体――靴箱や鞄に入れられた不幸の手紙――。
思い当たる節はある。
これは幻覚? それとも、もう一人の自分が……いる?

少女の死の映像と指の感触、克也の過去に怯える担任教師、克也を殺人鬼と呼ぶ赤鬼のような形相の男。
追い詰められた克也は、唯一の心の支えである幼なじみの宮崎ひなた(みやざき・ひなた)のもとへ向かう。そして彼女が、幻覚に見る少女だと気づく……。

真実は目に映る――?

『Kanon』『AIR』『CLANNAD』『リトルバスターズ!』『Angel Beats!』など、ヒット作を生み出し続ける、Key(株式会社ビジュアルアーツ)の麻枝准氏もその筆力を賞賛! 「第5回小学館ライトノベル大賞」にて優秀賞を受賞した問題作、ついに登場!

※※この作品は廉価版です。廉価版にはイラストが入りません。

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キミとは致命的なズレがある(イラスト簡略版) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    面白かった! ジャンル的にはサイコサスペンスとかになるか。タイトルにも「ズレ」という言葉があるけど、読んでいてもちょっとしたズレがあるような違和感があって、終盤にかけてそのズレがゆっくりとハマっていくような快感はたまらなかった。 イラストも、特に表紙なんかパッと見るとビックリするけど、本文挿絵(とい

    0
    2013年01月23日

    Posted by ブクログ

    ガガガ文庫らしい「ライトノベルの皮を被ったなにか」ジャンル。いいぞもっとやれ。
    ちょっと違うけど「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」を読んだ後みたいな衝撃あり。文章の構成も見事で次に何を書いてくるのか楽しみな作家さんです。

    0
    2011年09月20日

    Posted by ブクログ

    これはよいサスペンス。デビューでこれってのはすごいなぁ。
    よく練られたストーリーと展開、サスペンスらしい小出しのテクニックやミスリードを誘うセリフも上手く、読んでいる間も「こいうことなのかな? いや、それだとココはどうなる?」とワクワクドキドキしながら引き込まれて行く。とりわけ「見えないはずのものが

    0
    2011年06月22日

    Posted by ブクログ

    ライトノベル特有の文章に慣れさえすれば、ミステリーとして面白かった。
    10歳の時、大きな事故で記憶を失った高校生は階段で転んで気を失ってしまう。以降、不可解なものを見たり体験したりしてしまう。それは幻覚なのか、それとも……。
    言い回しや登場人物等は典型的なライトノベルという感じだったが、それが逆にい

    0
    2023年03月05日

    Posted by ブクログ

    全く予備知識がなく、カバーイラストと題名から想像するに、ラブコメかなと読み始めたら、結構重たい内容でびっくりしました。
    勝手に想像しておいてなんですが、良い意味で裏切られましたね。
    全く内容の分からない本を、何故に購入したかと云えば、ラノベのお勧めリストに載っていたから。

    0
    2021年02月20日

    Posted by ブクログ

    最後の解説以降は蛇足だがそこまでは良く出来たホラミス
    欲言うなら話の展開を追う物語としての出来は良くとも
    小説としての必要さがあまり感じないところ

    0
    2018年12月09日

    Posted by ブクログ

    サスペンスとして読むならラストが面白くないですが。
    タイトルの通り、ズレがある。に焦点を合わせるとその話運びに納得できる。

    私が思うにアインズヴァッハの門とは常識が入れ替わることでは?
    殺人が許される場所はない=殺人行為が常識的ではない殺してはいけない当たり前が、当たり前になってしまうこと。
    また

    0
    2014年02月01日

    Posted by ブクログ

    【展開好】面白かった!
    ガガガじゃなきゃできなかったかもなぁと思う、サイコでミステリーというよりサスペンスなお話。

    過去の記憶がない克也が、ふとしたことから自分が殺人鬼かもと疑うようになっていく。
    過去の事件の真相を巡るたび、でてくる疑問が、また思いもよらない方向に話を持っていくので、ページをめく

    0
    2013年08月23日

    Posted by ブクログ

    古本屋でみつけた「このラノベがすごい!」の推薦文で購入した筈なんだけど、
    どんな部分に惹かれたんだっけ?(笑)

    作品としては十分堪能できました。買って悔いなし(40円くらいだったし)。

    勢いもあったし登場人物も魅力的。
    主人公が何度も倒れる理由、恐怖する女性教師など、
    お、そういうことだったのか

    0
    2013年06月16日

    Posted by ブクログ

    インパクトのある題名と表紙絵、そして「真実は目に映る―?」という言葉と共に自分の顔が映って見える銀色の帯の衝撃が強く、思わず買いました。終わり方がすこし好みではありませんでしたが、買ってよかった。

    0
    2012年10月16日

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