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「すぐに忘れてしまうことと、どうしても忘れられないことの違いってなんだろう」。これは不思議な砂漠の孤島に生きる人々の「記憶」と「建物」を巡る物語。漫画界大注目の俊英・町田洋(『惑星9の休日』、『夜とコンクリート』)が贈る、ロマンティック・デザート・ストーリー!
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Posted by ブクログ
諸星大ニ郎的なモチーフだけど、これは面妖な異界とゆうよりかは、ユートピアとしての想い出の象徴なんだろーなー。作品内で現実や未来に向き合ったものから砂の都を去っていくとゆう事なのだから。
町田洋の作品はいつでもシンプルで、砂のようにサラッとしている 絵柄も簡素に見えて毎回少しずつ違うことをやっていたりするけど、今回、特にラストに向けて線がほどけるように形を崩していくのが美しかった 掲載号を見るとラスト3話が時間をおいているので、それは船橋センタービルの漫画以降、うつ病を患っていた影響...続きを読むも…などと思ったが、すぐに考えるのをやめた。氏の作品は、そのまま感じたままを受け止めるのがいちばん良いと思うからだ どうか無理をなさらず、少しずつでいいのでまた作品を発表してほしい
言葉少なく カキコミも少なく だけど 美しい人と生活と街がすてきでした 人間が人間らしく生きているようすが美しかった
【あらすじ】 「すぐに忘れてしまうことと、どうしても忘れられないことの違いってなんだろう」。これは不思議な砂漠の孤島に生きる人々の「記憶」と「建物」を巡る物語。漫画界大注目の俊英・町田洋(『惑星9の休日』、『夜とコンクリート』)が贈る、ロマンティック・デザート・ストーリー! ・‥…━━━☆・‥…━...続きを読む━━☆・‥…━━━☆ これは…モチーフである「砂」が象徴するかのように、なんともつかみどころのない物語だと感じました。瑞々しくもあり、儚くもあり、という感じ。一つ思ったこととしては、この街に住む人は皆二度と取り戻すことのできない記憶に固執しているのだとしたら、その境遇が体現された「寂しさ」のようなものを感じました。うん、自分でも何を言いたいのかわからなくなってきた。そんな感じのお話。
画の線が細く、そのためか分からないが、登場する人たちの関係もシンプルで砂のように簡単に崩れてしまえるようにみえる。記憶の中で深くつながっている、からこそ語らずとも伝わる人々の感情が原動力となっているんだなぁ。
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