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ブレない人、正しい人と言われたい、他人に認められたい……集団の中で、人は常に承認欲求と無縁ではいられない。ともすれば無意識の情動に流され、あいまいで不安な状態を嫌う脳の仕組みは、深淵にして実にやっかいなのだ――自身の人生と脳科学の知見を通して、現代社会の病理と私たち人間の脳に備わる深い闇を鮮やかに解き明かす。五年にわたる思索のエッセンスを一冊に凝縮した、衝撃の人間論!
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Posted by ブクログ
"Darkness of the Brain" 結論 ●今生きているだけで勝者 (生きていること、 それこそがチャンスの正体) ●真の恐怖は 【自分をコントロールできない】こと ●正しくホモサピや自分の脳構造を理解し、正しく生きましょう この本は、科学的な方法論を基...続きを読む準に語られた本です。 胸がドキドキした箇所 ・ 通訳の必要性あり ・ 文脈の理解必須 ・科学的事実は変化の可能性あり。 ・不変 誰もが平等にその正当性を確認できる状態を担保していなくてはならないというルールは不変 これが科学の本質 ・人間は、本質的には自由を回避していながら、それでも自由を求め続けるという葛藤状態のまま生きている ・問題は解決できる ・感情は解決できない ・錯覚 自身のない人は、 世間の基準に合わせて自分を変え、 その合致するところに称賛を得ようと 躍起になってしまう。 けれど、 自信に溢れた人はその真逆かもしれない。 自分の業を肯定している。 己の醜さと闇を知って、 それを愛する方法を知っているから、 輝くことができるのではないか。 ・音楽は感情の調整役 ・音楽は必要不可欠ではないだろうか? ・ネアンデルタール人と現生人類の違い ・価値の認識ができるかどうか? ・種の滅亡に大きく関わっているとしたら面白い ・目に見えない価値を象徴するトークン ・権力構造の維持に直接関わってくる ・象徴的価値の運用能力の有無 ・エネルギーになる? ・水嶺となるかならないかの違い? ・解 ・人間がそう行動してしまうのは、 自身のせいではなく 脳のせいであるという事実 ・いまここに、 そういうありようで 存在していることそのものが、 それだけの理由と価値があったとの証左 ・バッシングをうける行動をしてしまう そう行動するだけのメリットが かつてヒトの進化史上あったということ ・対処方法 地味で面倒な努力 ・生物学的な欲求に対しては抑制を掛ける ・社会的には攻撃を受けにくい振る舞いを選択しつづける ・慰め、解、 少なくともこの世界には、変化に適応して姿を変え、生き延びた進化の勝利者だけが、生物として存在している。 いまどんな状態であれ、認められなくても、一つのバリエーションと考える ●個人的感想 変化に抗うもよし、抗わないもよし
まず最新刊へコピペ) 【before】この本を読む前の私は、これらのことを知りませんでした。 【気づき】この本を読んで、これらについて気づきを得ました。 【TODO】今後、これらを実行していこうと思います。
やっぱり好きだな~中野信子さん。いつ読んでも良い。彼女の悩んでいる姿は同性でも色気を感じてしまう。皮肉が小気味良く響く。論調にビリビリと痺れる。私がファンになる人達は色気を伴い私にビリビリと電流を流してくる。その色気と電流に上せファンになるのだ。 色々な話題がエッセイ的に分散しているので痺れポイ...続きを読むントを全ては書けないので絞ると「一番安い物を選ぶタイプ」。「周囲の人に恵まれている時はいいのだが、他人を操作するタイプに出会った時にその標的とされて被害を受けやすい。」…その通り。「自分を粗末に扱うことに慣らされ、搾取されることがあなたの存在意義だと教えられて、そこから逸脱する事を許されて来なかった。」中野氏も若い頃はそんな部分があったとある。早めに気付いて良かった。母親から距離を置き精神的自立に成功している。「自分を粗末に扱わない、という態度は自分をリスクから遠ざけ、自分は大きな価値を持つものだと、自信をもって言う事が出来る。」共感しかない。拠り所と知見が無く感覚の鈍い人達なら家族とは仲良くやっていくべき、という昔ながらの社会から押しつけられた国家運営に都合の良い通念を無条件に信じ、親のことを嫌うなんて可哀想な事だよね、等と言うだろう。自分の心を守ることが一番大事な事なのに、こちら側の事情等を推察するという概念や配慮、想像力も無い。 「気難しい自分の扱い方」 「相手に合わせるためのやる気を出すことが不可能なのである。」「この相手に合わせることによるメリットはコストに見合わない」…共感しかない。孤独になりたくないだけで合わない誰かと一緒に連むくらいなら進んで孤独を選びたい。ずっと気楽だ。「素焼きの器を障ることが出来ない。そこにある潤いを貪欲に奪っていくという有り様が、どうも気に食わない」この方、図々しくないんですね。そして今まで他者から図々しくされてきた経験があるのでしょう。嫌気が差している。女性は図々しさが出て来ると若くても醜く見える。(美しさに老若男女は関係無いですが)私の周りにも図々しい女性が沢山居る。辟易する。ヘドが出る。自分が醜く見えてることに気づかない。中野氏のいう「いい人仮面」をつけているので自分は「いい人」を演じているんだろうけれど勘が鋭い人はすぐに見抜く。その醜さを。印象も含めて顔。造作が良くても醜く見える。 中野氏が美しく見えるのは彼女の純粋な精神性。顔に出てる。 中野氏とは凄く気が合いそう。多分お会いする事はないだろう事は残念だが、彼女の知的レベルについて行けるように今後も勉強していきたい。 アポロンとカッサンドラの引用、格好いいね!
私が一方向から物事を見るのに対して、中野さんには360度全方位から物事が見えてしまうのでしょうか。良い悪いではなく、考え方や表現力、分析力の違いが、私の想像を超えていました。中野さんがとても正直に思った事を書いておられ、読んでいて楽しくなる箇所が沢山ありました。文末の本音の一言が最高でした。
脳科学分野の観点から様々な社会問題や人の悩みや暮らしに考察を入れてくれる。哲学的な要素も強い。 結構好きなタイプの本でした。
感情が乱れて心がモヤモヤしている時に読みました。感情を整理するために脳の仕組みを知ることはとても有効で助かりました。いろんな感情に苛まれたとしても、人間はそんな風にできているんだと、必要以上に相手や自分を責めずに済んで心が軽くなりました。
脳の機能なんだって分かったから安心した。 "正義中毒" "美しいは正しい" "人間らしい人間はならず者で 人間らしからぬ人間が立派な人間" あとひとつ、 その中に機能外のことのことがあっても 自分の特性だって認められる気持ち。 読んでよ...続きを読むかったし、 もっと色々知りたくなった。
いつもと違い「やや暗い本音」が散見し本のトーンが異なる 明晰さは随一で実力を遺憾なく発揮している 心よりリスペクト! 1.脳の負荷は巨大→負担軽減のため効率化・怠けたい 重さ 2% ブドウ糖18% 酸素 25% 2.意思決定を他者に委ねたい 自由からの逃走 ファシズムを志向 AI依存へ 大将と...続きを読む参謀の役割分担は? 3.人類の価値=社会性 組織運営 narrative物語の必要性 ホモ・サピエンスvsネアンデルタール人 4.未知への挑戦 好奇心 5.リーダーの必要性
昨今メディアへの出演をよく見かける脳科学者の中野信子さんの連載をまとめた書籍。 とにかく次から次へと脳の作用が明かされる。 研究結果からくるもので「確かに」と思うことが多い。同時にこんなにも多様な考え方があると、もはや自分を信じられなくなり本をぶん投げたくなる(絶対にしないけれど)気持ちにもなる。 ...続きを読む言語化できない気持ち、日々起こる出来事をどう捉えるかを考えるうえで、メタ認知がとても大切なのだと学んだ。 悩み足掻くことは生きているということで、安易に解決すればいいわけではない。そして何より多くの人が悩みの重荷と感じているのは「解決できない問題」ではなく「解決できない感情」なのだという指摘は腹落ちした。 生きるのが大変な時代ではあるが、一つの考え方を得ると救われることもある。
私には内容が難しかった.脳の機能については平易な言葉で書かれているが内容が盛りだくさんでそれ以外が話題の切り替わりが早くそこを読み取ることが難しいこと、言葉自体も難しいこともあり何度か読み直してみたが自分なりに噛み砕くことができない. 自分なりに感じたことを書いていこうと思う. 1承認欲求について...続きを読む ひとならば誰にでもある承認欲求.成長すれば漢書ともうまく付き合わなければならなくなる.感情をコントロールしようとすれば自分の理想と本質が乖離してしまい焦りやコンプレックスとなる.コントロールしなければ自身の愚かさを感じることがあるが生きやすい.欲求が満たされない時は不安と戦わないという方法がある.人間は誘惑に弱くよく深く愚かで忘れっぽい.そのほうが生き延びる力が高いから.これは解決される性質のものではない.それならばそれを利用したほうがいい.忘れたり勘違いをしたり、幻想を抱くとか.そう行った幸せに生きることなのかもしれない. 読んでいるうちに涙が出てきた.私は先が不安で仕方がない.この不安を解決するにはどうしたら良いのか.自分が悪いのではないか.いつも自分を責めていた.よく深い自分が情けない.そう感じていた.著者のエピーソードにもあった「私が何か気に触ることをしてしまったのだろうか」罪悪感、期待、見放された感じ、承認欲求が満たされる快感.これらは解決されるものではないのだ.それを変えられないものと捉え、忘れたり、今ある幸せを見つけていくことが大事なのかもしれない. 8言語と時間いついて 言語は人のみが持っている.生物学的にも脆弱であったため集団で生活せざるをえなくなりその時に会話が必要だったからだ.ではコミュニケーション能力とはなんだろう.言語の運用能力ではないか.学校では教えてくれるものではなく、これがなければ相手の意図を理解できなかったり、相手を笑わせたり空気を和ませたりできない.言語は時間軸を移動できる.これも会話の中で過去と未来という概念が必要だったからだ.この過去とみらいのことを考えるタイプは生き残りやすいが未来を想像推し精神的負担が大きくなる傾向がある. ひとは新しいものを選好し一定の刺激がなければ健全に生きられないようになっている.奏して生き残った子孫が私たちだ。 読んでいると良いことも悪いことも全て先祖が生き残るために必要だったし、色々あった中を生き延びてきたおかげで私たちがいるのだ.一見無駄なようにみえること必要だっからなのかもしれない.未来を想像し色々と思い悩むこともある.しかし、それは生存する上で必要だったし、これがなくなることはないのだろう.それを踏まえ時には今という時を生きていくことが幸せだったりするのかもしれない. 好きな章だけ読むなど、一章を読むだけでも十分楽しめる一冊.
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