十字架のカルテ

800円 (税込)
4pt

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4.0

30件

犯罪者の心の闇に迫る精神鑑定医。医療ミステリーの新境地！

精神鑑定の第一人者・影山司に導かれ、容疑者たちの心の闇に迫る新人医師の弓削凜。だが、彼女も心の中で重い十字架を背負っていた。

光陵医科大学附属雑司ヶ谷病院の新人医師・弓削凜は精神鑑定医を目指し、精神鑑定の第一人者と言われる影山司院長に弟子入りする。影山に導かれ、凜は統合失調症、詐病、解離性同一性障害など、様々な事件の容疑者たちの心の闇に迫る。そして凜にも、どうしても精神鑑定医にならなくてはならない秘密の事情があった。

目次
プロローグ
第一話闇を覗く
第二話母の罪
第三話傷の証言
第四話時の浸蝕
第五話闇の貌
エピローグ

十字架のカルテのユーザーレビュー

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感情タグBEST3

＃タメになる＃深い＃カッコいい

Posted by ブクログ

知念実希人さんの作品おもしろい。
精神疾患に向き合う医療ミステリー

短編みたいになっており非常に読みやすい。

39条のことも初めて知ったし
この小説に出会えて良かった。

2024年01月06日

Posted by ブクログ

本作は精神科医のお話。全体の流れから最終話への持ってゆき方が素晴らしい、解離性同一性障害というか、人間の心の闇について、感じました

2023年12月22日

Posted by ブクログ

鑑定医の仕事を書く医療ミステリー。
重度の精神障害で心神喪失状態となった人が殺人を犯す。虐待した親が悪いのか、環境が悪いのか。ひどい環境でも発症しない人がいるのだから、本人の脆弱性が悪いのか。どれも何か違う気がして、減刑されることが適切なのかもまだわからない。そして、誰しも精神疾患にかからない保証は

2023年12月10日

Posted by ブクログ

精神病を患っている人が犯罪を犯しても、本人に責任能力がなければ罪には問われない。だが、本当に病気なのか演技なのかを判断するために鑑定を行う話。
話の中でもあるが、血液検査の数値などで判断ができない分、どこで判断するのか興味深かった。
展開が予想できず、だが話の筋は通っていて驚かされる作品。

2023年11月29日

Posted by ブクログ

精神鑑定医の名医と助手コンビの話。
すごく面白かった。
そもそも精神鑑定とは、精神疾患とはというのがよく書かれた上で、
事件の真相を探っていくミステリー。
各話が、鑑定を下すまで二転三転して、結果に驚く。
よくできたミステリー。
何より、精神鑑定医としての考え方がすごくいい。
医療従事者は精神の勉強

2023年11月28日

Posted by ブクログ

「全ての人間が、自分と同じような感性を持っているとは思わない方がいい。」
この言葉がとても印象に残りました。
「精神鑑定医」や「触法精神障害者」について知らなかったことが知れて、勉強になりました。
フィクションとは分かっていても、とてもリアルな描写に引き込まれました。

2023年10月14日

Posted by ブクログ

知念実希人さんの作品。
光陵医科大学附属雑司ヶ谷病院の新人医師・弓削凛は、精神鑑定医を目指していた。
指導医であり、この分野の第一人者である影山司院長の元、日々の仕事に邁進する。
彼女には、どうしても精神科医にならねばならない隠された過去があった...

・闇を覗く
・母の罪
・傷の証言
・時の

2023年10月07日

Posted by ブクログ

統合失調症について、理解が深まると同時に、そのような人は、捌けないという、法律を知った。
自分の仕事の範囲にあるものを全力で責任持って取り組む姿を、みた。

2023年08月05日

Posted by ブクログ

精神鑑定医がどんな仕事をしているかが分かって興味深かった。
解離性同一性障害の事例がミステリー的で面白かった。
もっと突っ込んだ内容の作品が読みたい。
少し物足らなかった。

2024年05月07日

Posted by ブクログ

変な家の続編を買いたくて古本屋に行ったけれど置いてなかったので、代わりに見つけたのが今回の本。医療ミステリーは初めて。まさか精神科医の話とは。精神の病気は誰でもなる可能性があると頭ではわかってるけど、本の中に出てくる人たちみたいに身内がなったら受け入れられないかもなと思った。
読みやすくて、わかりやすいないようだった。

2024年05月02日

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