ウクライナ戦争の200日

ウクライナ戦争の200日

880円 (税込)

4pt

今回の戦争によって、米国一極のもとに世界が安定しているのではなく、複数の大国がそれぞれ異なる世界観を掲げて「競争的に共存する」世界に変化した――。

ロシアのウクライナ侵攻は、ポスト冷戦時代の終焉を告げる歴史的な転換点となった。
「理解できない世界秩序への反逆」の続発を予感させる今後の世紀を、複雑な世界を私たちはどう生きるのか。
戦争が日常化する今、思考停止に陥らないために。

気鋭のロシア軍事・安全保障専門家が、評論家、作家、映画監督らと「ウクライナ戦争200日」を多角的に見つめ直す待望の対談集。

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ウクライナ戦争の200日 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ロシアの軍事・安全保障研究者の小泉氏と7名の著名人との対談
    対談した方は以下の通りです。(敬称略)

    東浩紀(評論家・作家)
    砂川文次(小説家)
    高橋杉雄(防衛研究所防衛政策研究室長)
    片渕須直(アニメ映画監督)
    ヤマザキマリ(漫画家・文筆家)
    マライ・メントライン(エッセイスト)
    安田峰俊(ルポラ

    0
    2022年12月23日

    Posted by ブクログ

    ウクライナ戦争開戦後に、ロシア軍事の専門家が本職の同志イズムィコによる対談集。
    軍事専門家から、作家まで多岐にわたる対談相手により、ロシアによるウクライナ侵略戦争の歪さと、コレを歪と思い込んでしまうバイアスについて興味深い示唆を受けとることができる。特に、ヤマザキマリ(イタリア)、マライ・メントライ

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    2022年11月05日

    Posted by ブクログ

    大変読み応えがあった。対談ごとに、違ったアプローチから今回のウクライナ戦争の背景を知る事ができる。深刻な内容ながら、時にユーモラスになる対談になるのが、小泉氏の真骨頂。

    0
    2022年10月04日

    Posted by ブクログ

    この戦争で一躍有名になった感のあるロシア軍事安保研究者である著者の対談集。

    7人の対談相手の人選が面白く、この戦争を契機としてロシアの軍事、文化、歴史、地誌などいろいろな側面が語られる。

    ある時点の断面なので戦況など既に古びてしまったものもあるが、普遍的な考察も多々含まれる。

    バランスが取れつ

    0
    2023年07月10日

    Posted by ブクログ

    イズムィコ先生が22年秋に出した対談本。雑誌での対談をまとめたものなので対談の時期には若干のばらつきがあります。
    いろいろな種類の方との対談が入ってますが、一番話がかみ合ってるのは軍事専門家(高杉氏)。それと歴史を踏まえた会話のできるヤマザキマリさんもよい感じです。外国の視点からの最終章も話がかみ合

    0
    2023年02月01日

    Posted by ブクログ

     著者は、ロシアのウクライナに対する蛮行が時計の針を百年戻しており、ロシアの蛮行を許すべきでないという個人的なスタンスをとりつつ、ロシアや中国といった専制国の価値観を自由主義陣営の価値観に当てはめて、ロシアを一方的に断罪して追い詰めることの危険性を論じている。
     国際的な政治力学は善悪だけで決定され

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    2023年01月30日

    Posted by ブクログ

    文藝春秋社の関連雑誌で対談した5人とこの本のために語り下ろしたもの1件を収録。対談時期は4月から9月。

    対談相手は
    ・東浩紀:1971生、批評家・作家 株式会社ゲンロン取締役
    ・砂川文次:1990生、小説家。元陸上自衛隊で対戦車ヘリコプターの操縦士。
    ・高橋杉生:1972生、防衛省防衛研究所防衛政

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    2022年12月06日

    Posted by ブクログ

    著者があとがきでも書いている通り、啓蒙的ではない=初心者向けの解説書的な立ち位置の内容ではない。この戦争を様々な角度から語られており、自分の中でこの戦争を咀嚼するのには非常に有益。一番面白かったのは最後のドイツ、中国の専門家を交えての対談。500日、1000日とか続編希望。もちろん一刻も早く戦争が集

    0
    2022年12月03日

    Posted by ブクログ

    対談モノでテンポよく読めました
    ニュースでは得られない情報もあり、複眼的に理解できたと思います
    シベリアの掟は機会があれば読んでみたいですね

    0
    2022年11月01日

    Posted by ブクログ

    学びが深いです。
    国際政治チャンネルをみている時にも思うのですが、対談方式でしか出てこないニュアンス的なものについては言うまでもなくあります。
    個人的にはドイツ、中国における雰囲気を知れたのはとても学びが深かったです。

    0
    2022年10月10日

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