同姓同名

同姓同名

867円 (税込)

4pt

~ミステリ作家からの挑戦状~
登場人物全員、同姓同名!
大胆不敵、大混乱ミステリ待望の文庫化。

大山正紀はプロサッカー選手を目指す高校生。いつかスタジアムに自分の名が轟くのを夢見て
練習に励んでいた。そんな中、日本中が悲しみと怒りに駆られた女児惨殺事件の犯人が捕まった。
週刊誌が暴露した実名は「大山正紀」ーー。報道後、不幸にも殺人犯と同姓同名となってしまった
“名もなき"大山正紀たちの人生が狂い始める。
これは、一度でも自分の名前を検索したことのある、
名もなき私たちの物語です。

書き下ろし短編「もうひとりの同姓同名」収録

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同姓同名 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    面白かった!
    朗読劇に行くために読んだけど
    読んでいって正解
    本だからこその面白さがいっぱいに詰め込まれている気がします

    0
    2024年05月15日

    Posted by ブクログ

    結構今の人は他人を責め過ぎ、そんなことを改めて感じさせられる本だった。いま、誹謗中傷で傷ついている人がたくさんいて、また、それによる恨みなど負の連鎖でいまの世界みたいだと思った。誰でも失敗なくしては生きていけないのに、人の失敗をみんなで袋叩きにする、そんなことが今の世の中である現実だと思った。トロッ

    0
    2024年03月16日

    Posted by ブクログ

    人間が生きるための本能は保身。だから利己的だし都合が悪ければ攻撃する。ここでは同姓同名ってことで。でも、謝れないってのはどうなの?誰もが傷つき、傷つけ合っている社会。非を認め合えたら癒えていくのに。

    0
    2024年02月12日

    Posted by ブクログ

    ヒリヒリつらい系かと思いきや(あらすじ読め)段々とミステリー色強くなってきて、ハラハラしながら読み進めました。
    ついフライング読みしがちでw途中で最後辺りを読んでみましたが、カンニングするつもりが逆に謎が深まってしまいましたw
    なんせ登場人物がほぼ全員同じ名前なので。
    どの人がどの人なのか?この人は

    0
    2023年10月29日

    Posted by ブクログ

    4.5くらい
    前から気になってた作品。

    総じて面白かった。
    様々な大山正紀が出てきて整理がちょっと大変でした。 様々なミスリードをさせる部分があり、やられた!っと何回も読み返す部分があった。

    解説にもあったが、少年法、実名報道、死刑、私刑、遺族感情、誹謗中傷等の問題を考えさせられる本でした。

    0
    2024年03月06日

    Posted by ブクログ

    登場人物全員が同姓同名。着眼点が面白い。凄いものを読んだな、という感想。

    自分は、名前はとてもパーソナルなもので、できるだけ他人に触れられたくないという考えが強い。大学に入る頃には、初見の人に本名は教えないし、下の名前で呼ばれるのも抵抗感を覚えるようになっていた。結婚して名字が変わり、自分のことを

    0
    2024年02月28日

    Posted by ブクログ

     ××町で幼女殺害事件が起こった。逮捕されたのは16歳の少年。名前も顔も公表されない少年A。少年Aを”大山正紀”と週刊誌が公表した。平凡な暮らしをしていた大山正紀に何かしらの影響を与えた。それから7年、”大山正紀”は釈放された。
     ”大山正紀”という名前に悩まされた仲間の集まり「”大山正紀”同姓同名

    0
    2024年02月15日

    Posted by ブクログ

    話題作がようやく文庫で手に入ったので、すぐ読んでみた。
    大山正紀がある事件を起こしたことで、全国の同姓同名の「大山正紀」達の人生が良くない方向に向かってしまい…
    犯罪者の大山正紀と、そうでない大山正紀は別人だと頭では理解しているものの、名前自体を聞いただけで犯罪者のイメージが無意識に浮かんでしまうの

    0
    2024年01月15日

    Posted by ブクログ

    同姓同名が多すぎて、、、(笑)
    ちゃんと、話のストーリーが頭に入ったかな。
    でも、ジーンとくるフレーズもあり、良かった。
    忙しくて、数週間かけて読んだから、途中から、ちょっと訳わからなくなったけど、一気に読んだら、きっと、おおおー!ってもっとなった気がするな。

    0
    2023年11月30日

    Posted by ブクログ

    登場人物が全員同じ名前なため少し混乱しつつも、それを活かした叙述トリック的な部分が面白いストーリーだった。

    0
    2023年11月25日

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