仕掛島

仕掛島

1,980円 (税込)

9pt

岡山の名士が遺した二通の遺言状。一通目の遺言に従って、一族の面々は瀬戸内の孤島・斜島に集められた。行方を晦ましていた怪しげな親族までもが別荘『御影荘』に招かれて奇妙な空気に包まれるなか、もう一通の遺言状は読みあげられた。翌朝、相続人の一人が死体となって発見される。折しも嵐によって島は外界から隔絶される事態に。相続人探しの依頼を受けていた私立探偵・小早川隆生と遺言執行人の代理を務める弁護士・矢野沙耶香、ふたりは次から次へ奇怪な事件に巻き込まれていく。鬼面の怪人物の跳梁、消える人影、そして一族が秘密にしていた二十三年前の悲劇――続発する怪事の果て、探偵たちの眼前に驚愕の真相が現出する! 本屋大賞作家が満を持して放つ、謎解きの興趣を隅々まで凝らした長編ミステリ。

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仕掛島 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    クローズドサークルものが好きなので読んでみた。事件はともかく、どこかコメディに進んで行くので非常に読みやすい。

    0
    2024年02月29日

    Posted by ブクログ

    孤島&館ものクローズドサークルミステリ。
    東川篤哉先生なだけあってユーモアもあり読みやすい。
    金田一少年みたいだなと思いました。
    2人のコンビをまたみたいな。

    0
    2024年02月24日

    Posted by ブクログ

    孤島、遺産問題、問題児ら殺人事件、成り代わりの王道ミステリーをコミカルにした小説。
    東川篤哉らしいクセの強いキャラクターがいて読みやすい。
    斜め島がなぜ、仕掛け島なのか、プロローグの少年三人組が最後の最後に明かされてすっきり。

    母はやはりどんな事があっても自分で産んだ子供は絶対に間違えないのだな、

    0
    2023年12月27日

    Posted by ブクログ

    デビュー20周年記念刊行作品で長編ミステリというので手に取りましたが「館島」という作品も別であったのか。今作で活躍する隆生の父が探偵役になるみたい。
    絶海の孤島にある館、嵐で外界から閉ざされた人たち、そこで起こる殺人、というキーワードは本格ミステリそのものだけど、登場人物たちの掛け合いがかなりコミカ

    0
    2023年11月15日

    Posted by ブクログ

    「館島」の続編のような脱力系ミステリー。台風で海上の孤島におきざり、ギミックのありそうな怪しい館、遺産相続で親族集合と、いかにもな設定。
    中身は王道ミステリーの要素てんこ盛りですが、ボケとツッコミがいちいち入ってくるので、緊迫感薄くスラスラと楽しく読めました。
    設定がいかにもなので、こういうのもアリ

    0
    2023年11月03日

    Posted by ブクログ

    東川篤哉の長篇ミステリ作品『仕掛島』を読みました。
    『館島』に続き、東川篤哉の作品です。

    -----story-------------
    デビュー20周年記念刊行
    嵐によって隔絶された瀬戸内の孤島
    巨大な球形展望室を有する異形の館
    遺言に従って集められた一族の面々
    東川篤哉長編史上、最大最長最新傑

    0
    2023年09月24日

    Posted by ブクログ

    本格ミステリをコミカルに描く、東川篤哉ワールドです。
    『館島』の続編というか世代交代したお話です。

    2代目女弁護士と2代目の探偵が、23年前の隠された事件の真相と合わせて今回の殺人事件の謎を解きます。

    ラストも明るく書いていますが、犯人が本当に可哀想です。

    0
    2023年08月06日

    Posted by ブクログ

    「嵐の孤島」「館」「遺言状」「相続を巡る資産家一族の争い」などのガジェットを用いた超王道の展開でありながら、キャラの立った探偵役とワトソン役の軽妙なやり取りを織り交ぜたシリアスとユーモラスのバランスが絶妙。馬鹿馬鹿しいトリックも健在ですし、堂々と仕掛けがあることを書いているところも清々しくて好印象で

    0
    2023年06月10日

    Posted by ブクログ

    出た!待ってました!東川篤哉、必殺の脱力系ギャグミステリー!
    最近、カープファンだの馬だのが主人公の、どっちかというとミステリーよりもギャグの方が比重が高いのが多かったから、久し振りに本格特上東川篤哉が味わえました。
    これは『館島』で活躍した面々の、次の世代の人達が活躍する物語。相変わらず設定も何も

    0
    2023年06月07日

    Posted by ブクログ

    岡山の名士が遺した遺言状に従って、別荘のある瀬戸内の孤島、斜島に集められた親族一同。そこで明かされた本筋の遺言状には不穏な内容が記されており、次の日の朝に相続人の一人が殺される。島が台風で隔絶された中、遺言執行人の代理を務める弁護士の矢野沙耶香と相続人の一人を島に連れてきた探偵の小早川隆生が現代と2

    0
    2023年05月03日

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