ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
※こちらの作品は、Android端末と、他のOS端末の間でしおり同期ができません。
女性と異なり礼儀を教わる機会が少ない男性。だが、自分の立場をわきまえたうえで堂々と振る舞うために、一度礼法の歴史を振り返りその「こころ」と「かたち」を身につけてみてはいかがだろう。そもそも礼法とは、武士が生き延びるために作られ受け継がれてきたものである。「こころ」「姿勢」「席」「食作法」「ことば遣い」「つき合い」「格好」。室町時代に確立した小笠原流礼法の秘伝の古文書を、本格的に紹介する初の試み。【光文社新書】
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
2013年上半期のマイベスト候補。 女性でも礼儀を知る人は多くはないと思う。タイトルこそ「男の礼儀作法」とあるものの、学ぶことは多い。なぜなら、男性と席を共にしたときに、それに見合うような振る舞いをすればいい。たとえ、上手く振る舞えなくとも、心算だけはしておきたい。 頁数こそ薄手だが、歴史を重んじ...続きを読むた内容に非常に読み応えがある。挿絵がないとが残念だが、心構えとしては良書。
著者は総じて 真の礼法とは「こころ」と「かたち」から成り立つ 「こころ」を大切にする人が「かたち」を身につけると、自然で美しい立ち居振る舞いができるようになる ということをうったえています。 小笠原の伝書のなかでは「不躾は目に立たぬかは躾とて目にたつならばそれも不躾」に共感しました。 また、書の...続きを読む中では 「儒教」孔子、「赴粥飯法」道元禅師、「エセー」モンテーニュ、そして「美味礼讃」 ブリア・サバランまでもが登場します。 そして総じて、儒教の教えから来ているものが多いと思います。 仁はみずからをわすれ他をはぐくみ危うきを救う。 孔子の教え の 君子は和して同ぜず 小人は同じて和せず からのものです。 お酒を飲むときの心構えもあります ここは私の一番頭がいたいところですが、 「一つゆとは酒をすきとのみて下を捨てるに一露おちたるを申し候」 差された盃の酒を飲み、盃を振って飲み残した酒を捨ててから盃を返すのだが、その盃を振るさい、ちょうど一滴だけ酒が落ちるように飲むのがよいということ というのが印象に残りました。 基本となるお辞儀では、 お辞儀において、「礼三度に過ぐべからざる」を体現し男性としての優美さを次世代へ伝えるべし とあり、忙しないお辞儀をせず、礼三息を心がけるようすすめます。 そして「残心」 お辞儀のあと上体が元の姿勢に戻ったあとに数秒、こころを残すこと、すなわち間をとることで、お辞儀に深みが生まれる、としています。 また、最後には、男として、身だしなみを整え、まっすぐに立つこと、それが「品格」であり、そして品性を保とうとする気持ち、「気品」 とともに大事である また「品格」は「志」ともいえる 「志」を持ち続けるには、自分のこころに正直なだけでなく、ときには厳しく自己と向き合うことも重要である。とありました。 どれも、今の世の中でふと振り返って考えなければならないことばかりだと思います。
礼儀作法を武家社会の思想までさかのぼって解説してある一冊。実用性を求めるなら姉妹書の『男の1日1作法』の方がオススメ。読んでいると文字通り背筋が伸びる。
具体的に礼儀作法を挿絵で説明するといったものではなく、その根底にある心のあり方を武士道と絡めながら説明している。 精神の強さが、品格のある振る舞いに通ずることを改めて確認できる一冊。
小笠原流礼法の礼儀について説いた本 具体的な所作も少しはあるが、大部分は心構えや気遣いについて書かれてある 下記、目次その他公開されてある情報である程度の内容は推測できる ------------------- 結局、男は「礼儀が9割」?? 一流のステージに立つための心得 もともと礼法は男たちの...続きを読むためのものだった...... 室町時代より伝わる、小笠原流礼法の 「秘伝」の古文書を本格初公開 ◎ 内 容 男性は女性と異なり、礼儀をあらためて教わる機会があまりない。 しかし、上司や取引先、部下とのつき合い、そしてプライベートで大切な人との時間を過ごすうえで、まず必要とされるのが礼儀作法である。 そもそも小笠原流礼法とは、室町時代、武士が社会生活を円滑にするために作られ受け継がれてきたものなのであるが、現代ではあまりそのことは顧みられていない。 大事な場面で、自信のない思いで過ごしたり、逆に身の丈以上に見せようと無理をするのではなく、自分の立場をわきまえたうえで堂々と振る舞うために、一度、礼法の歴史を振り返り、その「こころ」と「かたち」を身につけてみてはいかがだろうか。 約七百年前の室町時代に確立し、「お止め流」とされていた小笠原流礼法の古文書を、本格的に紹介する初の試み。 ◎ 目 次 序章 なぜ「武士の礼法」が成立したのか 第1章 男のこころ 第2章 男の姿勢 第3章 男の席 第4章 男の食作法 第5章 男のことば遣い 第6章 男のつき合い 第7章 男の格好 あとがき ◎ 著者プロフィール 小笠原敬承斎(おがさわらけいしょうさい) 東京都に生まれる。 小笠原忠統前宗家(小笠原惣領家第32世・1996年没)の 実姉・小笠原日英尼公の真孫。 聖心女子学院卒業後、イギリスに留学。 副宗家を経て、1996年に小笠原流礼法宗家に就任。 700年の伝統を誇る小笠原流礼法初の女性宗家となり、注目を集める。 門下の指導にあたるとともに、各地での講演や研修、 執筆活動を通じて、現代生活に応じた礼法の普及に努めている。 著書には『美しいふるまい』(淡交社)、 『イラストでわかる礼儀作法基本テキスト』(日本能率協会マネジメントセンター)、 『美人の〈和〉しぐさ』(PHP出版)、 『誰からも好かれる社会人のマナー』(講談社)などがある。 ------------------- 冒頭で著者の来歴が語られているあたりで、「権威主義のアレな感じの内容かな」と思ったけど、語られている内容は柔軟性に富んだ程よい程度の抑えられていた 「かたち」より「こころ」が先であり、状況によって「かたち」は流動的で良いという主張は意外だった 姿勢にしても、見た目だけでなく自分の中の心の持ちようが真っ直ぐである事の重要性が説かれていたりというのもそう 「かたち」に拘らないのは大事だけれども、最低限のかたちは必要だと思う そこら辺の実態に合わせる余地を残しているあたりに良い印象を受けた ただ、いくつか疑問に思うところもある 目の見えない人への配慮として、省いてもよい手順という提案 場合によっては、見えている前提で接するという敬意の表し方もあるのでは?と思う 多分、これもその場その場で相手への気遣いであって、省くことが正解でもないし、手順通りにこなすことが全てではないのだと思う ここを間違えると、柔軟な対応を説きながらも正しさも提示するという矛盾になっているようにも思えてしまう 世の中に溢れている失礼クリエイターとの違いは何か?も考えた マナーや礼儀は、歴史や伝統、権威というものに基づいているかどうか そして大多数の同意を得られるかというのが要点ではなかろうか? だとするならば、室町の時代から支配者階級の礼儀作法とされてきた事は、ある程度の信頼性はある ただ、読んでいる最中にも著者が女性という事に気づき違和感を覚える(男尊女卑の意味ではなく) 読み終わった後にちょっと検索してみたら、「小笠原流」を巡ったいざこざがあったらしい そのあたりの事情を知ると、やはり失礼クリエイターとの違いとは何か?を改めて考えなければいけない
『かたち』がもたらす可能性! 礼儀作法は基礎練習。基礎あってこそ次の世界へ進める。多くの人が様々な事を学んでいるが、社会人の基礎の徹底不足で次のステージへ進めていない気がした。
こせこせとお辞儀を繰り返すなどの動きは、軽い印象を与える。「礼三度」「残心」を意識し、また筋力も鍛えて美しい立ち姿を維持しつつ、ゆったりとした動きを心がけたい。
上の立場の人もしたの人を重んじる。 相手にあわせて食事をする。 時には舞うことも大切。 大きな声で話さない。
心構えだな。 相手への思い遣りを基本として,振る舞うこと。 具体的な振る舞い方については,教室で学んだ方が早かろう。 静坐できるように減量が先だな。
実用書というよりも「心構え」を説いた本。武士の礼儀作法であった作法を現代に例える事で分かりやすく解説している。結局のところ、形よりもまずは心なんだよと。 たまに忘れてしまっている普段からの心構えを、この本を読んで気付かされた次第。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
誰も教えてくれない 男の礼儀作法
新刊情報をお知らせします。
小笠原敬承斎
フォロー機能について
「光文社新書」の最新刊一覧へ
「暮らし・健康・美容」無料一覧へ
「暮らし・健康・美容」ランキングの一覧へ
美しい日本語の作法
小笠原流礼法 美しいマナー心得
小笠原流礼法 誰からも好かれる社会人のマナー
男の一日一作法
外国人に正しく伝えたい日本の礼儀作法
賢人のアピール術
暦のたしなみ - しきたり・年中行事・季節のうつろいまで -
伯爵家のしきたり
「小笠原敬承斎」のこれもおすすめ一覧へ
▲誰も教えてくれない 男の礼儀作法 ページトップヘ