熔ける 再び そして会社も失った

熔ける 再び そして会社も失った

1,584円 (税込)

7pt

カジノで106億8000万円を失い、会長辞任、獄中へ。
そして懲役4年の刑期満了後に、再びカジノへ。リベンジの舞台は韓国ソウルの「WALKERHILL」
3000万円が9億円にまで増えるマジックモーメント(奇跡の時間)を迎える。
果たして、負けを取り戻す夢物語か、破滅への一里塚か。
ギャンブラー井川意高によるバカラ放蕩記。

しかしその裏ではギャンブルよりも血がたぎる、現会長佐光一派による井川家排除のクーデターが実行されていた。

「大王製紙から井川家を排除し、自らの地位を盤石とするために、佐光は300億円も無駄金を上乗せして会社に損害を与えた。「他人のカネ300億円で買った社長の座」は、さぞかし温く心地良いことであろう。これこそ特別責任ではないか。しかも、私の金額の3倍である。有罪とすれば懲役12年だ。」(本文より)

大王製紙を舞台にした血みどろ裏切りノンフィクション!

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熔ける 再び そして会社も失った のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    大王製紙会長の、辞任、逮捕、会社のクーデターなど。とても読みやすい。

    東京大学から数千億円規模の会社の会長になってからの、辞任、逮捕でも、そこまで悲観せず、その場その場でいい面を見つけているのがすごいと思う。

    0
    2023年09月10日

    Posted by ブクログ

    「溶ける」が面白かったのでこちらも拝読。
    出所後もカジノに行き、刑務所の中で購入したフェラーリをバカラの種銭として売却するエピソードのほかに、父親とのこと、大王製紙のクーデターなど、読み応えがありました。「溶ける」にあった政治家とのエピソードは誰だったかも判明。

    0
    2024年03月19日

    Posted by ブクログ

    前作が入獄するまでの執筆であったのに対し、本書は刑期を終えた後なので、獄中の様子、出獄後の生活、そして父のことや会社のことが書かれている。特に晩年の父との関係は、人間ドラマとしても心に響く。
    本書でのもう1つの特徴は、大王製紙における井川家追放の舞台裏を生々しく描いていることで、これは、亡き父高雄の

    0
    2023年10月19日

    Posted by ブクログ

     騒動当時の壮絶な内部を暴露した前作の続きのみではなく、亡くなった父への想いを語ったしんみりくる章もあり人間臭さがいいアクセントになっている一冊でした。
     性懲りも無く再びバカラに行っていたのはさすがだし、破滅を厭わない張り方をしてこそギャンブラーという考えにはどうしようもないバカだと思いつつ賛同し

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    2023年03月27日

    Posted by ブクログ

    前作『溶ける』が面白く、その続編も購読しましたが、やはり面白かったです。
    井川さんの人生は、普段我々が経験できないことばかりで、こんな世界があるんだと改めて思いました。ハマるときはとことんハマり、そしてまた次の関心に移る井川さんの性格が子ども時代の切手収集や釣りなどから脈々と続いていることも分かり、

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    2023年03月11日

    Posted by ブクログ

    前作「熔ける」がおもしろかったので、その続編ともいえるこの本を読んだ。これも前作同様おもしろかった。前作が収監前。今作は収監後に書かれているので、収監の様子やその後の大王製紙がどうなっているのかを、著者の視点から書かれている。この著者のことはよく知らないが、どうも憎めないので、読み手としてもこの著者

    0
    2023年03月01日

    Posted by ブクログ

    2022年52冊目。208ページ、累計14,475ページ。満足度★★★★☆

    一般的にはバカラ(賭博)の箇所に注目・興味を抱く人が多いかと思うが、元金融機関の人間として「個人的」にクーデター劇の箇所が非常に興味深く読めた。

    後半の親子の愛情を描く部分は、非常にクールな印象の著者だけに、意外感もある

    0
    2022年09月04日

    Posted by ブクログ

    井川意高氏の達観したとも諦念したとも言える人柄は嫌いではないのだが、しかし、ギャンブルに取り憑かれて会社を騒動に巻き込み、そこにつけ込まれてクーデターを起こされ、その相手を出版本で論う程には、やはり下劣である。しかし、何故かファン精神を擽るのは、一つには、私自身が全く被害者ではないからだ。更に言えば

    0
    2024年04月08日

    Posted by ブクログ

     溶けるはとても良かったのだが、その後のことを書いたこの本は出さなかった方が良かったかもしれない。確かに会社を乗っ取った奴らは汚いのだが、それが現実なのだから、言っても仕方がない。恩知らずがのさばるのが、歴史の真実なのだから

    0
    2023年08月30日

    Posted by ブクログ

    前作『熔ける』の続きーい!仮釈放で韓国行ってバカラで4,000万円溶かしてるぅー!井川さんサイコー!
    井川家パージの件も面白い。正に半沢直樹の世界ですね。付き抜けた漢の人生は面白い。それにもまして父親である大王製紙中興の祖井川高雄氏の面白いこと。こんな親父は嫌ですが…

    井川さん、これからももっとも

    0
    2023年02月28日

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