私たちはどう学んでいるのか ――創発から見る認知の変化

私たちはどう学んでいるのか ――創発から見る認知の変化

825円 (税込)

4pt

教育現場ではこれまでのイメージから、間違った学習観が広まっている。その弊害をなくすために、認知科学の視点から「学び」の実態を科学的に明らかにする。

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私たちはどう学んでいるのか ――創発から見る認知の変化 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    人生の停滞感(漠然)にあおられて手にとってみました。
    「人間はどうやって学んでいるのか」。
    結局、できるようになるには、やってみようと頭をひねってもできない時間が必要なんだな、と客観的に思えてよかったです。
    それが当たり前なことにもあたらめて気づけて、よかった。

    あることができたりできなかったりし

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    2023年10月24日

    Posted by ブクログ

    自分自身の仕事をする立場としての学習や学び
    子供を持つ身としての子ども自身が今後学校で進めて行く学び

    いずれについて考えるにあたっての、学ぶとはどういうことなのか?を整理できる良い本でした。
    人は単純に「暗記だけの学習が良くない」とだけ認知しているケースが多いけれど、なぜダメなのか?何がダメなのか

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    2023年04月08日

    Posted by ブクログ

    筆者が言いたいことについては「確かにそうだな」と思うことがたくさんあった。教育に関しては、社会が積極的に関わるような関係性を作っていくことが非常に大切になるのではないかと思う。子どもが色々な大人と出会い、それぞれの生き方を知ることで創発の可能性は伸びるのではないか。そんなことを思った。
    あとは、内発

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    2023年01月03日

    Posted by ブクログ

    学習と知識の転移について、たまたま同じタイミングで読んだマンガ「アオアシ」29巻がまさにこの回とリンクした。
    知識は簡単に転移しない。意識的に考えることはもちろんだが、無意識が勝手に蓄え続けた他の知識や意識が棄却したさまざまなパターンとの結びつきも存在する。だから認知パターンを増やすことはとても重要

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    2022年10月10日

    Posted by ブクログ

    平易な言葉で、人間の学びの仕組みを教えてくれる良書でした。この本を読んだ事は、今後何かを習熟する際に役に立つと感じた。テーマ毎の末尾に、より深く知りたい場合の図書が紹介されているのも親切。

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    2022年08月30日

    Posted by ブクログ

    知識の獲得、上達、発達、ひらめきのメカニズムやプロセスが語られ、教育や教師の役割について論じられている。人が成長する仕組みに興味があったため、こういうことだったのかとたくさんの発見があった。が、まだ「身体化」されるほどには「認知の変化」が起こっていない。再読し、他の角度からも理解を深めたい。

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    2022年08月11日

    Posted by ブクログ

    とても面白かったです。要素還元的で固定的な学びの概念を覆し、還元不能かつ流動的な創発のメカニズムやダイナミズムを、平易な言葉でコンパクトに解説しています。各章にある参考文献も充実しているのも良いですね。

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    2022年08月01日

    Posted by ブクログ

    学びの過程についてよく知ることができる。予備知識なしでも読める。練習、発達、ひらめき、スランプなど納得できる理論と研究結果が紹介されている。芸術の半分は鑑賞者にあることや、自分で考えたことしか定着しないことなど、普段の生活における肌感覚と照合しても違和感なく納得できる。現在学校教育でよく行われる「調

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    2023年10月05日

    Posted by ブクログ

    AIや脳神経科学を視座とする「学び」への探求とは一味違った形での理論や実践が繰り広げられているのは、なるほど教育学的な視点からは斯様な研究が行われて領域横断的に科学の果実が実りを目指しているのだなと。

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    2023年09月10日

    Posted by ブクログ

    学ぶという行為を「練習による上達」や「発達」「ひらめき」というキーワードで解説。身体化、という言葉も分かりやすい。英語やゴルフなど、反復学習により、身体が馴染む。しかし、言葉で理解するのではなく、身体で理解する事が効果が高い。例えば、日本で学ぶ英語は身体化されていない。英語圏で学ぶ子供の英語は自分の

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    2023年09月09日

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