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アルゴン国の第二王女・フレイアは、婚約者で、幼い頃より想いを寄せていた隣国テルルの王太子・セレンに輿入れする。しかし「――これから先、おまえに指一本触れる気はない」期待に胸を膨らませたフレイアに、嫁いだ当初セレンから突きつけられたのは“白い結婚”。存在を無視され、王宮から出ることを禁じられたフレイア。身に覚えのない冷遇に傷つき、憤りながらも、セレンとの約定である三年後の離婚を心の支えに王太子妃としての義務を果たし、テルルの民と心を通わせていく。そんな中、幼馴染であるタンタル国の王子・ハロルドが身分を隠し、騎士としてテルルの王宮に現れて――。 ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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丸くおさまった!
のっけからのセレンのフレイアに対する度重なる言動は100年の恋が冷めてしまっても全く不思議はないものだった。フレイアの本質を知るにつれて彼女に惹かれ、自分から申し出た契約を反故にしようという態度は自分勝手すぎるとしか言いようがない。
それでも自分の立場を理解したうえで立ち回るフレイアは王族の鑑とい
起承転結でキレイに1冊にまとめられたお話でした。始めはヒロインのことを全く知ろうとせず、思い込みのままに嫌う皇太子がざまぁされるのかと思い読み進めましたが、結局は悪者はおらず、クーデターは起こるけれど、首謀者は主要キャラでもなく。それぞれが落ち着くところに落ち着いたスッキリしました。
一気読み
とにかくおもしろい。
テンポも良くて、一気に読んでしまいました。
波乱万丈でこれ以上にない苦しみ悲しみの中、それでも前を向いて立とうとする姿に、思わず背筋が伸びます。
最後はみんなが幸せになる様子に安心しました。
キレイにまとめた
幼い頃からの婚約者に恋心を抱き嫁いだら、冷たい態度に屈辱的な思いをさせられ、相手が言うように3年後の離婚を目指すヒロイン。
最初ヒロインが可哀相だったのですが途中から変わりだしたセレンの努力も応援したくなりました。後悔しやり直したいセレン。許してあげなよ、と思ったのですが、ヒロインの心の声で気付きま
ヒーロー違い
この作者さんの癖なのか、何度も同じ事を説明されているようで読みにくかったです。
なんか淡々とした思考の持ち主で、ヒロインに最後まで好感が持てませんでした。
セレンとずっと一緒にいて欲しかったなぁ。
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