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※この作品には販売期限があります。2024年06月04日を過ぎると販売を終了致します。
国民的人気を誇る若き官房長官。「彼が誰かの操り人形だとしたら?」そう感じた記者が、偽りの仮面に迫る 圧倒的な魅力で、官房長官に上り詰めた青年代議士と秘書。彼らに違和感を持った女性記者が、隠された過去を暴くため、取材を重ねる。
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Posted by ブクログ
圧巻の読み応え あっという間に読み切ってしまった。政治の話かと思い、身構えていたがそんなことはない。
中盤くらいまで、ストーリー展開がいまいち掴めなかかったけど、ある所から、引き込まれる様に読んでしまいました!! 本当の自分とは? 人との関係の中で自己を形成していくけれど、それが洗脳やコントロールじゃないと言えるのか?! ホンモノとは?ニセモノとは? 本質的に私たちの中にある「問い」が、登場人...続きを読む物達によって表現されて、どんどん引き込まれる作品でした。 面白かった!
とても面白く、政治家・清家一郎は結局誰に操られているのか!?が気になりすぎて、一気読みしてしまいました。 清家の母・友人・恋人など、清家に対する所有欲を駆り立てられてきた取り巻きの人たちの心情や行動から、清家の薄気味悪さと魅力をびしびし感じました。 自分でも自分という人間を理解できない、ただ、周...続きを読む囲にそれを感じさせず、負の感情を原動力に行動できる人間は、とても強く怖いと感じました。
政治家としての素養を充分に備えた清家一郎と密かにその力を陰で動かして政界を席巻しようとする取り巻く人達 最後に笑うマトリョーシカは誰なのか 彼を動かす本当のブレーンは誰なのか とても面白く、自分好みのストーリーだった。 後半に色んな関係が紐解かれて行きながらも、 エピローグに入っても、最後までこ...続きを読むの2つの疑問を持ち続けられたのが、この作品の面白さだったと思う。 いやむしろ清家は自らの魅力で、使えるブレーンを引き寄せ利用していたのか? 操作する側の論理とされる側の論理の交錯。 ブレーンがいなければ前に進めないが、「見くびられた」と見抜かれたところで役目を終える。 そして次のブレーンがお互いの思惑を隠しながら新たなステージへ導く… もう一度、最初から読んで確かめたくなる。
他の人の本棚登録にあったので読んでみた。登場人物の政治家や周りの人誰もが主人公のようで、続きがどんどん読みたくなる本格的ミステリーでした。マトリョーシカになぞらえてホンモノとはニセモノとはと考えさせられて、マニピュレーターという存在も知りました。
王様のブランチで紹介されていて気になったので読んでみました。後半にいくにつれて盛り上がり、割と飽きることなく一気に読めて、読み終わった後は少し煮え切らない気持ちと、少し爽快な気持ちが入り混じったような複雑な感覚になりました。 追記 読み終わってしばらく経ちましたが、やっぱり面白かったなと思える作品...続きを読むでした。
TBS夏ドラマで翔ちゃんが出演すると知り、読みました。 これは…翔ちゃんにピッタリ…むしろ翔ちゃんしか出来ないんじゃないか…と思わせるお話でした。 政治家役で翔ちゃん化けるかも…。恐ろしい…。 ホンモノとは…。誰が誰を操っているのか…。
自分がない=ニセモノではないことがエピローグでつくづく感じた。自分に必要なものは吸収し、必要でないものは切り捨てる。自分の特性を知り、しっかりとした自分の意志で物事を選択している。政治家としての才能であるのだろうけど、近親者のコントロールをうまく利用して登りつめた清家が怖く感じた最後だった。登場人物...続きを読むの深層心理を表しながら進んでいく構成に手が止まらなくなる作品。
これを読んだ後は、有名な政治家さん達の見方が変わるかも?! その笑顔は本物?偽物? その主張はあなたのもの?誰かに言わされているもの? と! やはり早見和真さんの書く物語は面白い!
政治の世界を描いた硬質な物語かと思いきや、人間の本質に迫るミステリー。 ロシアの民芸品・マトリョーシカは次々と小さな人形が出てくる入れ子型の人形だが、この作品の登場人物達も自分の中にいくつもの顔を隠している。 27歳の若さで代議士となり40代で官房長官まで上り詰めた男は、自分自身の意志を持たず、...続きを読む常に誰かに操られているマリオネットのようだ。 その糸を操り、支配している者の正体を知りたくて一気読み。 終盤の狐と狸の化かし合い的展開には驚愕。 絶対的自信があった予想は裏切られ見くびっていたのは自分だったと気付かされる。
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笑うマトリョーシカ
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早見和真
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