遺跡探偵・不結論馬の証明 世界七不思議は甦る

遺跡探偵・不結論馬の証明 世界七不思議は甦る

789円 (税込)

3pt

3.3

『このミステリーがすごい! 』大賞受賞作家の最新刊。ピラミッド以外は現存していないにもかかわらず、いまだ世界中に知られ、大きな影響力をもつ七つの建築物、世界七不思議。それらが極東に伝わり、世界遺産として今なお日本にその姿をとどめていたとしたら……。生気のない目が特徴的な高校生・不結論馬(ふゆいろんま)は、趣味の旅で訪れた岩手の巌流度で、歴史学教授の兄・秀一と、首切り死体に遭遇する。首切り死体の謎をひと目で暴いた秀一は真相を語りだすが、同時に「古代メソポタミアのバビロン王朝、そこにあったというバビロンの空中庭園が、平泉の浄土式庭園の起源である」という説を語りだした。そして数年後、大学で建築史学を専攻していた論馬のもとに、秀一のもとで准教授を務めているという、苛烈な印象の吊り目が特徴的な由布院蘆花(ゆふいんろか)という女が訪ねてくる。論馬と由布院は富士山とピラミッドの関係について探り始めるが、同時にまたもや血なまぐさい事件に巻き込まれ……。

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遺跡探偵・不結論馬の証明 世界七不思議は甦る のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「このミス大賞」だし、一応ミステリにカテゴライズしてみたが... 一応殺人事件が起きたりはするが、どちらかというと「作者が独自に考えた歴史のトンデモ説を披露したい」がメインのテーマで(^ ^; 「ついでに」殺人事件をトッピングしてみました...みたいな感じの一冊(^ ^;

    会話も妙に説明くさく、キ

    0
    2024年02月19日

    Posted by ブクログ

    世界七不思議という言葉が懐かしい!

    ピラミッド、空中庭園、ロードス島の巨像・・・

    私にとって、少年だった頃の夢であり行ってみたい所であり研究したいミステリーです。

    奇しくも私のツボをついてくる様な本作品は作者の前作との縁もあり手を取る事になりました。

    読んでいて、なるほど!ありえる!なんて思

    0
    2022年02月12日

    Posted by ブクログ

    いやぁまさか「建築史探偵の事件簿」と同じものだったとは…。

    文庫本の表紙は主人公がとてもミステリアスな雰囲気で素敵。ソフトカバーの方は、そもそも下戸さんが好きなんだけど、色使いが好き。主人公の雰囲気がやわらかいね。

    0
    2024年02月23日

    Posted by ブクログ

    面白かった。不死の薬を燃やしたから不死山とは書いてないよね。たくさんの兵士を引き連れて登ったから、士に富む山で富士山だよね

    0
    2023年04月03日

    Posted by ブクログ

    ピラミッドや空中庭園などの七不思議は飛鳥奈良時代には日本に伝わり取り入れてられていた

    そういう話は大好き
    どれがどこにあるのかは読んでみてください

    それぞれの場所で起こる事件はサクッと解決してくれるけど2番目のはちょっと事件そのものにもやる

    遺跡の方のミステリーは面白かったです

    0
    2021年11月24日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    放火事件はさておき、殺人事件の方はかなり凄惨な事件であるにも関わらず、それを瞬殺で解いてしまう不結兄弟の洞察力よ。
    由布院さんもか。
    折角の巧妙な殺人事件も、彼らの前では形無しである。
    しかも、彼らの本来の目的は殺人事件の解決ではないから。
    その片手間に出会ってしまった事件を即行解決しているに過ぎな

    0
    2021年12月11日

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