狂奪婚

春日部こみと / 幸村佳苗

――君を取り戻す、そのためだけに生きてきた。

幼い頃、『白い結婚』を前提に、
公国の第二公子ガイウスと政略結婚した皇女ルイーザは、
政治問題が片づき故国に戻されても、彼を一途に想い続けていた。
だがそれから十二年、彼が結婚したという話を聞かされる。
失意の中、ルイーザも政略結婚で別の国に嫁ぐことになるが、
輿入れの途中で何者かに攫われてしまう。
目を覚ますと、そこには成長したガイウスがいた。
彼はうっとりとした眼差しを向け、ルイーザに愛を囁くと、
当然のように身体を重ねてきて――!?

執愛公主×一途な皇女、政略に翻弄された初恋の行方は……？


【目次】
序章 別離
第一章 出戻りの皇女
第二章 たった一つの
第三章 恋情
第四章 愛情と逃亡
第五章 戦
終章 船上で笑う
番外編 手形
あとがき

• カテゴリ: TL
• ジャンル: TL小説
• 出版社: イースト・プレス
• 掲載誌・レーベル: ソーニャ文庫
• 電子版発売日: 2021年11月04日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 7MB

[yuka · ★★★★★]

面白かった

レビューで低めの評価でしたが。
私は好きな話でした。
政治的、略奪、知能凄く面白かった！！
２人のイチャイチャが少なかったかなと思いましたが
スケールがでかい話でした。
読んでみてください！！

＃胸キュン ＃ハッピー ＃ドキドキハラハラ

[aya · ★★★★☆]

絵師様ステキです💕

作者さん買いですが、ソーニャレーベルなので、ちょっとためらいながら購入。ダーク&ドロドロ系があまり得意じゃないもので…。でも読んでいくと、そこまでじゃなく、とにかくヒーローがヒロインを手に入れるために、なりふり構わず突っ走ってるお話でした。
しかし、幸村先生のイラストが美しいです〜！筋肉の印影とかまぁ、エロい…！眼福、眼福💕

＃ドキドキハラハラ ＃カッコいい

[ぬぬぬ · ★★★★☆]

一途なふたり

守り、守られる存在。
本当に言葉通りの経験を幼い頃から体験しているふたり。
そんなふたりが一緒にいると、心穏やかで素敵な時間が流れています。
国家間の駒として、別離を強いられていても、それぞれがお互いを求めていたことがすごく素敵でした。
ちょっとヤリすぎな面も否めなかったですけどね笑
そして、イラストがこの上なくキレイで更に良かったです。

[s · ★★★☆☆]

悪くないのですが...

好きな作家さんなので、紙書籍を購入しました。
私は、今回は今一つでした。
設定もキャラも、悪くないのですが...
ヒロインを取り戻すまでのヒーローの紆余曲折が、サラッと数行で済まされているからだろうか？うーん。
上手く言えませんが、何か、物足りない...ごめんなさい！
挿絵は凄く綺麗です。

[ななし · ★★★★★]

狂人

あとがきに、婚活のヒーローは狂人です、と書いてありましたが本当にそのとおりで。好きな人でなかったら本当に恐ろしいヒーローです。
ヒロインの真っ当なツッコミが面白いです。

＃胸キュン ＃切ない ＃ドキドキハラハラ

[e · ★★★★★]

いいです

最初別れの場面では切なくなりましたがヒーローの執着が良かったです。ヒロインを取り戻すためにすごく頑張ったなぁと。ちょっと引くぐらい溺愛でした。
一つ気になったのはヒロインが燃やしてしまった手紙に何が書いてあったかが知りたかったです。迎えに行くとか書いてあったのかなぁ。

[匿名 · ★★★★☆]

ただ取り戻すために

大陸内の小競り合いにしか目が向いてなかった大人たちを出し抜き、最大の海軍を作り上げたその広い視野と、経済への理解力、人心を掌握するカリスマ性をもつガイウス。
大陸の覇者となってもおかしくないのに、それはただ一人の妻を取り戻すためだった。

二人が結ばれたのは嬉しいけれど、ルイーザへはもっと早く事情を話して、幸せなイチャイチャシーンを読みたかったな。

＃胸キュン

[もぐ · ★★★★☆]

短いけど濃密

幼い頃の政略結婚だった2人が、お互いに絆を深めていくあたりが特に良かったです。
離れ離れになってからのヒーローはヒロインへの愛に狂ってあるようなら行動力でした。

短いお話なので、あっという間に読み終わりました。ちょっと駆け足な感じがあるのが、残念かな。